ルーカス・ディ・グラッシが、GP2の2009年シーズンをレーシング・エンジニアリングで戦うことが発表された。
昨年ディ・グラッシは、シーズン途中からカンポスに合流してGP2を戦い、ランキング3位を獲得した。ルノーF1のサードドライバーも務めた彼だが、今季F1への昇格を諦め、ルーキーのダニ・クロスと共に、昨年ドライバーズ選手権を獲得した同チームで、タイトルを狙うこととなった。
チーム代表、アルフォンソ・ドルレアンは、次のように語っている。
「ルーカスを乗せることができて非常に嬉しい。たやすいことではないだろうが、我々は2008年に獲得したタイトルを防衛することを目指す。これからハードワークが待ち受けているが、最良の形で報われることになるだろう」
「昨年とは違って今回はGP2選手権に最初から参加することができる」とディ・グラッシ。
「2008年はタイトルを争い、いいシーズンを送り、ルノーF1とホンダ・レーシングでテストをした。タイトル争いに向けて、かつてないほど準備が整っているよ」
「ダニのことはRDDプログラムで一緒だったころから知っている。彼と協力すればチームをトップの座につけることができると信じている。とてもやる気が高まっているよ。いい結果を持ち帰るために限界までプッシュするつもりだ」
さらに、チームはファット・バーナーをオフィシャルスポンサーに迎え、正式名称が“ファット・バーナー・レーシング・エンジニアリング”となることも、併せて発表した。
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GP2:ディ・グラッシ、“ファット・バーナー・レーシング・エンジニアリング”と契約
