GTアソシエイションは18日、スーパーGT第4戦スポーツランドSUGOのエントリーリストを発表した。GT500クラス15台、GT300クラス22台と、第2戦富士、第1戦岡山同様の台数となっているが、GT300クラスでドライバー変更がいくつか見られる。
東日本大震災の被災地である宮城県でのレースということもあり、復興支援に向けてさまざまな取り組みが計画されている第4戦スポーツランドSUGO。GT500クラスでは今季これまでの3戦とは大きな変動はなく、3メーカー15台がエントリーしている。ウエイトハンデはランキング首位のMOTUL AUTECH GT-Rが52kg、KEIHIN HSV-010が50kg、第3戦セパン勝者のウイダーHSV-010が48kgだ。
一方、GT300クラスは海外戦であるセパンでは19台だったものの、開幕2戦同様22台に戻っている。これまでと変更があった点としては、マッハGOGOGO車検RD320RはAドライバーが玉中哲二から筒井克彦に変更。筒井はこれまでもマッハ号を何度もドライブしており、ひさびさのGTドライブとなる。
また、第2戦富士でエンジンブロー、第1戦、第3戦と参戦できなかったエヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTIONが復活。SG CHANGI IS350はふたたびアレキサンドレ・インペラトーリが復帰、Verity TAISAN Porscheが松田秀士から山下潤一郎に変更になるなど、いくつかの変更点が見られている。なお、ハルヒレーシングHANKOOKポルシェは今回エントリーしていない。
直前に行われる鈴鹿タイヤテストに登場予定のART TASTE GT3はエントリーリストに入っていないものの、これまで同様の37台が揃うSUGO戦。被災地に力を与える熱いレースを期待したいところだ。