スーパーGT第2戦富士の開幕を控えた習熟走行セッションは29日、午後2回目のセッションが行われ、午前に続きウイダーHSV-010がベストタイムをマーク。2番手にMOTUL AUTECH GT-R、3番手にENEOS SUSTINA SC430が続いた。GT300クラスはエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電がトップとなっている。
1回目のセッションからポルシェカレラカップ、スーパーカートの走行が行われた後スタートした2回目のセッション。15時30分からスタートしたセッションでは、多くのマシンが一気にコースに入りセットアップを進めていくが、開始から10分ほどでエヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTIONにトラブル。マシンはピットロードのエントリーで停止してしまい、オイルが出ていたため赤旗中断となった。
セッションは15時50分に再開。この時点でGT500クラスはENEOS SUSTINA SC430がトップ、S Road MOLA GT-Rが2番手、1回目でタイムが上がらなかったD'STATION KeePer SC430が3番手につける。途中、レクサス勢をかわし、今季ブリヂストンに変更したMOTUL AUTECH GT-Rがトップに浮上。DENSO SARD SC430も4番手につけ、S Road MOLA GT-Rとともにミシュラン勢も存在感をアピールしている。
途中、軽く雨も舞ったものの、大きな影響もなく進行したセッションは、途中から長いスティントでの走行が続き大きな順位の変動は無し。この展開は終盤までそのままで、途中トップに立ったウイダーHSV-010が午前中に続きトップに。2番手はMOTUL AUTECH GT-R、3番手はENEOS SUSTINA SC430という結果となった。
GT300クラスは、序盤こそポルシェ勢が上位を占めていたものの、エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電がトップタイムに。2番手には、カラーリングが話題となっていたPACIFIC NAC イカ娘 フェラーリがつけ、3番手にはZENT Porsche RSRが続くこととなった。R&D SPORT LEGACY B4が4番手、午前中トップのHANKOOK PORSCHEが5番手となっている。