JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPは16日、スーパーGTのレース1/2の公式予選が行われ、GT500クラスのレース1はENEOS SUSTINA SC430の大嶋和也が、レース2はPETRONAS TOM'S SC430の中嶋一貴がポールを獲得。GT300クラスはHANKOOK PORSCHEの藤井誠暢、影山正美が両レースのポールを分け合った。

 午前からの走行に続きスタートしたスーパーGTの公式予選。ここからGT300/GT500、そしてレース1、レース2と分かれ予選が行われることになり、ドライバーの速さ、そしてマシンがもつ速さが試される予選がスタートすることになった。

 迎えたレース1のGT300予選。続々とコースレコードタイムを各車が塗り替えていく中、序盤トップを奪ったのは今季王者、横溝直輝駆るエンドレスTAISAN 911。今回JAF-GT勢のリストリクターが拡大されているが、FIA-GT3勢が上位を占めていく。

 そんな中、JAF-GT勢の中孤軍奮闘で3番手に飛び込んできたのは、中嶋大祐駆る無限CR-Z GT。マネパ ランボルギーニ GT3を駆る青木孝行がこれを上回り2番手へ。しかし、そういったマシンを突き放し、1分37秒930というタイムをマークしたのは、藤井誠暢駆るHANKOOK PORSCHEだった。

 続いてスタートしたのはGT500クラスのレース1予選。各車ゆっくりとタイヤを温めながらアタックに向かうが、そんな中トップタイムをマークしたのは、大嶋和也駆るENEOS SUSTINA SC430! 今季速さをみせながらなかなか結果に結びつけられなかったENEOS SUSTINA SC430が、レース1のポールポジションを奪ってみせた。2番手にはロイック・デュバル駆るPETRONAS TOM'S SC430が、3番手には平手晃平のZENT CERUMO SC430がつけた。

 15分間のインターバルをおいてスタートしたGT300クラスのレース2。やや陽が傾き、気温が下がっていく中で各車が積極的にアタックを展開していくが、そんな中やはり速さをみせてきたのはエンドレスTAISAN 911、無限CR-Z GT、そしてマネパ ランボルギーニ GT3といったところ。

 そんな中、triple a Vantage GT3を駆る吉本大樹が終盤までトップに立っていたものの、チェッカーに向けて続々とタイムが更新されていくことに。最終的にポールを奪ったのは、レース1予選で僚友藤井がポールポジションを奪っていた、HANKOOK PORSCHEの影山正美! 次いで織戸学のマネパ ランボルギーニ GT3、武藤英紀の無限CR-Z GTと続き、レース1とトップ3は同じマシンの顔ぶれとなった。

 GT300のレース2予選に続きスタートしたGT500クラスのレース2予選。さらにグッと気温が低くなった中でコースインした車両たちは、ゆっくりとタイヤを温めながら走行。まずはFニッポン王座を獲得し好調の中嶋一貴駆るPETRONAS TOM'S SC430がトップタイムをマークしていく。

 各車一度ピットに戻り、残り7分というところで再びコースイン。アタックを展開していくが、一貴はさらにタイムを縮め、1分30秒823というタイムをマーク。これを破るドライバーは現れず、一貴がWEC富士戦に続き、富士でのポールポジションを決めてみせた。

 2番手にはKeePer Kraft SC430のアンドレア・カルダレッリが続き、3番手にはカルソニックIMPUL GT-Rの松田次生がつけることとなった。

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