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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2013.06.01 00:00
更新日: 2018.02.16 16:22

JRP、SF14の開発状況を報告。風洞モデルも公開


 全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)は1日、オートポリスで2014年から導入される新シャシー、SF14の開発状況を発表した。同時に、風洞モデルの画像も公開している。

 来季から導入されるSF14シャシーは、イタリアのダラーラが設計、製作を担当。トヨタ、ホンダの両メーカーが製造するスーパーGTと共用の2リッター直噴ターボエンジン『NRE』を搭載する。この新シャシーについてJRPの白井裕社長は「量産フォーミュラとして、ワンオフであるF1との違いは高い安全性と安定したパフォーマンス、バックアップ体制、経済性などが挙げられるが、それらをすべて両立して設計されたクルマ。エンジン、パワートレインについては環境を考慮している。性能についても“クイック・アンド・ライド”を念頭において作り上げている」と言う。

 このSF14は、両社のエンジンを搭載して7月にはシェイクダウンが行われると言われているが、それに向けた開発状況についてJRPから報道陣向けに説明がされた。まず解説されたのは空力の開発の状況についてで、現在モノコックが完成、「フロントウイング、エンジンダクトまわり、フロアはいちばん新しい状況になっている」とホンダの坂井典次開発責任者は語る。