22日、六本木のメルセデスベンツ・コネクションで、今季からスーパーGT300クラスに参戦する新チーム『LEON RACING』が参戦発表会を行い、メルセデスベンツSLS AMG GT3で黒澤治樹/加藤正将のコンビで参戦すると明らかにした。

 2012年はGREEN TEC & LEON with SHIFTとしてスーパーGT300クラスに参戦していた黒澤とメルセデスベンツSLS AMG GT3、そして主婦と生活社の雑誌『LEON』。今季は新たに『LEON RACING』を組織し、新たなSLS AMG GT3を投入してGT300クラスに参戦することになった。

 この日、メルセデスベンツ・コネクションで開催された発表会は、8月に限定25台で発売されるメルセデスSLS AMGクーペ“ブラックシリーズ”の発表会も兼ねたもので、LEON RACINGプロデューサーを務めるLEON西園寺薫総編集長があいさつ。「LEON創刊当時からクルマやレースの特集をしており、『なぜモータースポーツなのか』と聞かれますが、我々のような“オヤジ世代”はスーパーカーへの憧れがずっとある」と参戦の理由を語った。

「昨年は勉強の年、そして今年からチームを組織し、参戦させて頂きます」と西園寺総編集長から発表されたチーム体制は、チームオーナーとして主婦と生活社の遠藤大介会長がチームオーナーを務め、昨年のGREEN TEC & LEON with SHIFTでも監督を務めていた黒澤元治監督が今年も監督に就任、黒澤治樹/加藤正将のコンビが明らかにされた。

 また、鈴鹿戦での第3ドライバーには過去にGT300クラスでの経験をもち、現在はLEON編集部で編集部員を務める黒澤翼が就任することに。「このチームは黒澤家に命運がかかっています」と西園寺総編集長も笑う。

 新たに投入されることになったメルセデスベンツSLS AMG GT3は、「SLS AMG GT3のレーシングカーとしては世界初」というマットブラックに彩られ、LEON、AMGのロゴが躍ることに。すでに車両はシェイクダウン済みとのことで、ゼッケンは62をつける。

 LEON RACINGでは発表会の中で、「憧れのスーパーカーを駆って、これまで誰も成し得なかった『お洒落でラグジュアリー』な新風をサーキットに巻き起こします」と宣言。メルセデスベンツ日本の上野金太郎社長も「昨年は惜しいレースもありましたが、今年はぜひ表彰台の頂点に」と期待を寄せた。

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