16日、岡山国際サーキットでは、今週末に行われるスーパーGT公式合同テストに向け、搬入作業が進んでいる。アウディR8 LMSウルトラなど、この週末が本邦初公開となるマシンも姿をみせた。
3月末のスーパーGT開幕に向け、多くのチームが参加し顔を合わせることになる公式合同テスト。昨年は東日本大震災の影響により開催されなかったが、今季は3月16日〜17日の開催に向けて、マシンの搬入作業が進んでいる。
今オフに大きな改良を進めてきた3メーカーのGT500マシンをはじめ、先日発表会を行ったGREEN TEC & LEON SLSや、apr R8やGAINER DIXCEL DUNLOP R8など、アウディR8 LMS ウルトラも登場。搬入作業の傍ら、最新のGT3マシンを他チームのスタッフが興味深く眺める場面も見られた。
今回のテストに向けてGTアソシエイションは最新の合同テストのエントリーリストを公開。14号車Team SGC IS350、27号車PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリがエントリーを取り消した。なお、14号車は開幕戦の出場も実現しないことが決定した。また、15号車アートテイストは、今回のテストはティム・ベルグマイスター/土屋武士/清水康弘が乗り込むことが決定した。
20号車ヒトツヤマ・レーシングには、マイケル・キム/野田英樹/フランク・ユウ/小林賢二というドライバーが乗り込む。昨年のル・マンで現役引退を表明した野田の復帰がなるか注目だ。21号車ZENT Audi R8 LMSも、谷口行規が今回のテストでマシンに乗り込む。
また、今季JLOCが2台を投入するランボルギーニ・ガイヤルドLP600+は、公式テストに間に合わないためテストは不参加となった。JLOCは85号車、86号車のガイヤルドRG-3が姿をみせている。