スーパーGTシリーズをプロモートするGTアソシエイションは12日、2014年のスーパーGTシリーズカレンダーを発表した。既報のとおり海外2戦を含む公式戦全9戦、特別戦1戦というカレンダーが組まれている。
来季のスーパーGTシリーズカレンダーについては、すでに第4戦SUGOの時点でGTA坂東正明代表から明らかにされたとおり、海外戦を2戦開催予定。今季までのマレーシア戦は開催されず、新たにタイのブリーラムに建設される、ブリーラム・ユナイテッド・インターナショナルサーキットでの開催が決定。また開催地は未定ながら、韓国で公式戦が開催される。
これにともない、公式戦は今季から1戦増え、全9戦に。国内では全7大会を6サーキットで開催するが、国内のカレンダーも若干変更されている。開幕戦岡山、ゴールデンウイークの第2戦富士は変わらずだが、これまで秋に開催されることが多かったオートポリス戦が5月末に。その後6月末に韓国で第4戦が開催される。今季まではル・マン24時間とセパンが連戦になることが多かったが、ル・マンは6月14〜15日という日程が決まっており、若干余裕が出てきそうだ。
7月のSUGOは変わらずだが、8月の鈴鹿戦までの間に、9月に開催されることが多かった富士戦が移動。SUGOが第5戦、富士が第6戦、鈴鹿が第7戦という形になる。8月末の鈴鹿戦を終えた後、GTマシンは荷積みされ、10月4日〜5日に初開催されるタイに向けて輸送される。
第8戦タイの前後には1ヶ月近くの間を挟み、最終戦は11月15日〜16日にツインリンクもてぎで開催。なお、特別戦に関してはここ数年はJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPという形で開催されてきたが、来季についてはまだ開催場所、時期ともに未定となっている。
なお、今回のこのカレンダーは国内で開催される世界選手権の開催予定を前提に調整されているが、今後世界選手権の開催予定が変更された場合、変更の可能性があるという。