12日、岡山国際サーキットでGT500クラス車両が4台、GT300クラス車両が1台参加し、テストを開始した。
路面温度4度という冷え込みの中で12日スタートした岡山国際サーキットでのテスト。この日参加したのは、2014年規定のGT500クラス車両が4台。ニッサンGT-RニスモGT500は2台が参加しているが、1台はニスモ開発車の230号車で、ロニー・クインタレッリと松田次生がステアリングを握り走行。先日富士でシェイクダウンしたモーラの46号車が、柳田真孝と本山哲のドライブで走行を開始した。
230号車GT-Rは、昨年夏のエアロから変化はないが、46号車GT-Rは富士で装着されていたロードラッグ仕様と思われるエアロから、通常のフロント、リヤウイングを装着。今回もS Roadのロゴが貼られ、ミシュランタイヤを装着している。
一方、レクサスRC-Fは2台がテストに参加した。1台は、46号車GT-Rとともに富士で走行したサードの39号車で、石浦宏明とオリバー・ジャービスがドライブ。もう1台は今回が初走行となるチーム・ルマンの6号車。こちらはエネオスとブリヂストンのロゴが貼られ、大嶋和也と国本雄資が乗り込んだ。
また、4台のGT500車両とともに、今季初テストに臨んでいるのは、昨年のGT300クラスランキング2位のGAINER。11号車メルセデスベンツSLS AMG GT3を持ち込み、平中克幸とともに今季チームに加入した山内英輝がテストに参加している。
この日は風も冷たく、レクサス勢やGAINERのメルセデスはオーバークールを防ぐためかグリルをテープで塞ぐ場面も見られた。6号車は初走行ということもあってかやや走行も少なかったが、大きなクラッシュ等はなく12日の走行を終えた。
ルマンの6号車RC-Fが走行を行ったことで、これでレクサスRC-Fはセルモ、サード、ルマンの車両がすでに走行を実施したことになる。残りはトムスの2台、そしてバンドウの19号車が未走行という状態だ。GT-R勢は4台がすでに走行を行った。