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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2021.10.03 13:14
更新日: 2021.10.03 14:12

トヨタ、2日目にエバンスが首位浮上。最終日も「ミスさえしなければ大丈夫」とラトバラ/WRC第10戦

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ラリー/WRC | トヨタ、2日目にエバンスが首位浮上。最終日も「ミスさえしなければ大丈夫」とラトバラ/WRC第10戦

 WRC世界ラリー選手権第10戦フィンランドは10月2日、デイ2のSS7~15が行なわれTOYOTA GAZOO Racing WRTはエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)が総合3番手から順位をふたつ上げ首位に立った。チームメイトのセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)も総合5番手にポジションを上げている。

 一方、総合4番手につけていたカッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)はSS10でクラッシュを喫した。また、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムからシリーズに参戦している勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)も、この日2本目のステージとなったSS8でクラッシュ。ともにデイリタイアとなった。

 例年の夏開催から秋に時期を移し、2年ぶりに実施されているラリー・フィンランドの競技2日目は、合計151.95kmに上る9本のSSで争われるラリー最長の1日。選手たちは気温10度前後の曇天のなか、サービスパーク南側エリアで4本の森林ステージを各2回走行した後、前日に市街地で行なわれたSS1の再走ステージとなるSS15を戦った。

 そのデイ2を総合3番手で迎えたエバンスは、オープニングのSS7を制し前日の最終SSから連続でのステージ優勝を記録すると、続くSS8からSS10にかけても最速タイムをマークし5連続ステージウインを達成。SS8で順位をふたつ上げ総合トップに浮上する。

 エバンスはその後、1日の終盤に行なわれたSS14とSS15でもトップタイムを記録してみせ、総合2位となったオット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)に対して9.1秒差のギャップを築いてラリー2日目の戦いを終えている。

 前日から苦戦気味のオジエは、ベテランらしい堅実な走りでステージを重ねた。選手権リーダーの彼は日中のサービスでセットアップを見直した結果、フィーリングが大きく向上。デイ2スタート時からふたつポジションを上げ、総合5位で1日を終えた。なお、オジエはヘルメットのストラップが正しく締められていなかったとして、競技後に1分のタイムペナルティが科せられたが、後続とのギャップが大きかったため順位に変動はなかった。

カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) 2021年WRC第10戦フィンランド
カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) 2021年WRC第10戦フィンランド

■勝田とロバンペラがクラッシュも、デイ3で再出走を予定


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