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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2023.04.22 12:10
更新日: 2023.04.22 13:55

追悼カラーのヒョンデ快走、ヌービルがWRCクロアチア初日首位。トヨタ勢は序盤にトラブル

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ラリー/WRC | 追悼カラーのヒョンデ快走、ヌービルがWRCクロアチア初日首位。トヨタ勢は序盤にトラブル

 トップから30秒遅れて総合3番手につけたのは、Mスポーツ・フォードWRTのオット・タナク(フォード・プーマ・ラリー1)だ。彼は午後のSS6で降雨を見越しウエットタイヤを選択したが、予想に反して路面はさほど濡れず。その結果、ドライタイヤでこのステージを制したエサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1)から17秒の後れをとり、2.2秒の僅差でフィンランド人に総合3番手の座を奪われてしまう。

 しかし第2戦スウェーデンのウイナーは、続くSS7でベストタイムを刻みラッピを再逆転すると、SS8でもエバンス、ロバンペラに次ぐ3番手タイムを記録しライバルとのギャップを3.4秒に拡げている。

 勝田貴元は初日のステージを6番手で終えたが、オジエがSS2でタイヤ交換を行った直後にハーネスを正しく固定しないまま再スタートを切ったことに対し、スチュワードから60秒のタイムペナルティを受けた後、総合5番手に順位を上げた。

 一方、SS5で勝田を逆転し5番手に順位を上げていたピエール-ルイ・ルーベ(フォード・プーマ・ラリー1)は、SS8でハイブリッドパワーを失ったほか、左リヤタイヤにダメージを負いペースダウン。このステージで勝田に逆転を許した。

 オジエは序盤のタイヤ交換で約1分30秒を失ったあと総合5番手まで順位を挽回していたが、前述のペナルティにより総合7番手に後退。同8番手には“8冠王者”と同じくSS2でタイヤ交換を強いられ2分以上を失ったロバンペラが続いている。

 WRC2のリーダーのヨハン・ロッセル(シトロエンC3ラリー2)が総合9番手、同クラス2番手につけるニコライ・グリアジン(シュコダ・ファビアRSラリー2)がこれに続き初日のトップ10リザルトを形成した。

 土曜日のデイ2も初日と同様に、計4本のステージをミッドデイサービスを挟んで1回ずつ走行するスケジュールとなり、その合計距離は116.60kmとなっている。リエゾン(移動区間)を含めた一日の総走行距離は793.98kmだ。

セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
ピエール-ルイ・ルーベ(フォード・プーマ・ラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
ピエール-ルイ・ルーベ(フォード・プーマ・ラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
エサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
エサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー


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