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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2023.12.22 07:20
更新日: 2023.12.21 22:56

「BMWに報いたい」WECハイパーカーデビューを果たすシェルドン・ファン・デル・リンデが期待を語る

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ル・マン/WEC | 「BMWに報いたい」WECハイパーカーデビューを果たすシェルドン・ファン・デル・リンデが期待を語る

 2024年のWEC世界耐久選手権にBMW MチームWRTから参戦するシェルドン・ファン・デル・リンデはSportscar365に対し、今回WECのハイパーカークラスにステップアップすることを“大きな特権”と表現し、兄のケルビン・ファン・デル・リンデ(アコーディスASPチーム)と同時にル・マン24時間にデビューすることについても喜びを語った。

 シェルドン・ファン・デル・リンデは、BMWがチームWRTとともにトップカテゴリーでのWECデビューを果たすための準備を進めるなか、2024年シーズンを戦う20号車BMW MハイブリッドV8のファーストドライバーに決定したばかりだ。

 その名のとおりV8エンジンを搭載するLMDhカーでハイパーカーデビューを果たす南アフリカ出身の彼は、これまでDTMドイツ・ツーリングカー選手権やIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジをはじめとする数々のシリーズをともにしたBMWとの関係を世界選手権の舞台でも継続することとなる。

 24歳のファン・デル・リンデは、9つのブランドが集う2024年シーズンのハイパーカークラスを争うドライバーの中でも特に若いドライバーのひとりとなる。彼より若いのはアルピーヌ・エンデュランス・チームのシャルル・ミレッシ(22歳)、ハーツ・チーム・JOTAのオリバー・ラスムッセン(23歳)、イソッタ・フラスキーニと契約したアレハンドロ・ガルシア(20歳)だけだ。

「来年ル・マンに参戦できることが大きな特権であることは明らかだ」とSportscar365に語ったファン・デル・リンデ。

「いつかル・マンでレースをするのは子供の頃からの夢だったんだ。正直なところ、こんなに早く実現するとは思わなかったね」

「僕はまだ24歳だけど、この4年間にBMWのすべてのマシンに乗ってきた。それはとてもクールな功績だし、彼らBMWからの信頼を得た特権でもあると言える」

「でも同時に、これは大きな挑戦でもあるんだ。カレンダーの80%は走ったことがないコースだから、学ばなければならないこともたくさんある」

スパ・フランコルシャン・サーキットでテストを行うBMW MハイブリッドV8
スパ・フランコルシャン・サーキットでテストを行うBMW MハイブリッドV8

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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