ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.10.15 19:05
更新日: 2019.10.15 22:19

【動画】ポルシェ911 RSRがNASCARに登場。8万人の観衆を前にオーバルで快音響かせる


 10月13日、2015年のル・マン24時間レース総合ウイナーであるニック・タンディが、モンスターエナジーNASCARカップ第31戦の舞台となったタラデガ・スーパースピードウェイで、ポルシェ911 RSRのデモンストレーションラップを披露した。

 12日に、ジョージア州ロード・アトランタでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権最終戦プチ・ル・マン(ロード・アトランタ10時間レース)を戦ったポルシェとタンディはこの翌日、アラバマ州でのNASCARカップシリーズに招待された。

 プチ・ル・マンでコカ・コーラとポルシェのコラボレーションカラーリングをまとったポルシェ911 RSRは、レッド×ホワイトの装いをそのままに500マイルレース決勝前のオーバルへ。

 前日、自身のレースではGTLMクラス2位、選手権2位という成績を収めたイギリス人は911号車に乗り込むと、8万人を超える大観衆の前でバーンアウトを行いポルシェのフラット6 NAサウンドを披露。その後、デモランながら2.86マイル(4.602km)のオーバルコースを100マイル以上のスピードで駆け抜けてみせた。

 なお、ポルシェは過去にタラデガで世界最速ラップの更新に挑戦した過去を持つ。1975年8月9日、マーク・ダナヒューが5リットルV12エンジンを搭載したポルシェ917/30スパイダーに乗り込み、平均時速217.854キロを記録。221.120マイル(約355.860km/h)という最高速度を叩き出して世界記録を樹立している。

ポルシェGTチームは10月12日に行われたプチ・ル・マンで、2019年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTLMクラスのドライバー、チーム、マニュファクチャラーズという3つのタイトルを独占した。
ポルシェGTチームは10月12日に行われたプチ・ル・マンで、2019年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTLMクラスのドライバー、チーム、マニュファクチャラーズという3つのタイトルを独占した。


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