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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.03.09 16:25
更新日: 2022.07.29 11:20

SRO、バレンティーノ・ロッシが参戦する2022年GTWCヨーロッパ年間エントリーリストを発表

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ル・マン/WEC | SRO、バレンティーノ・ロッシが参戦する2022年GTWCヨーロッパ年間エントリーリストを発表

 SROモータースポーツ・グループは3月8日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS(GTWCヨーロッパ)の2022年シーズンエントリーリストを発表した。今季のスプリントカップには25台が参加。トタル・スパ24時間レースを抱えるエンデュランスカップには52台のエントリーが集まっている。

 2021年シーズンから12台増となったエンデュランスカップのフィールドにはプロカテゴリーに15台、スプリントカップでは計11台のトップクラスカーが暫定的にエントリーしている。エンデュランスカップとスプリントカップのポイントを組み合わせたGTワールドチャレンジ・ヨーロッパシリーズへの登録車数は合計22台だ。

 アストンマーティンやアウディ、ベントレー、BMW、フェラーリ、ポルシェ、マクラーレン、メルセデスAMG、ランボルギーニなど各ブランドのGT3カーは、2022年もGTWCヨーロッパに参加するカスタマーチームによって代表される。

 エンデュランスカップのグリッド数が増加した要因は、ビーチディーンAMR、ヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)、JPモータースポーツ、トレゾア・バイ・カーコレクション、ライパート・モータースポーツなどの新しいチームとリピーターチームがシリーズに参加したことが挙げられる。

 その一方でシリーズを去ったチームもある。アンドレア・カルダレッリが率いるランボルギーニチームのFFFレーシング・チームは今年からGT3参戦を休止し、ポルシェのGPXレーシングはIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジに専念することが決まっている。

 BMWチームのワーケンホルスト・モータースポーツも今季のエントリーリストに含まれていないが、ドイツのメーカーが開発した新しいM4 GT3は、スパ24時間で2度の総合優勝を経験しているローヴェ・レーシングによって2022年のグリッドに登場する予定だ。

 ブランドをスイッチしたチームは3つ。ガレージ59はアストンマーティンからマクラーレンに切り替え、スカイ・テンペスタ・レーシングはフェラーリからメルセデスAMGに。また、ブーツェン・ジニオン・レーシングではBMWからアウディへのスイッチを決断した。

 新たに作られたゴールドカップクラスには、富田竜一郎の起用を発表しているチームWRTの33号車アウディを含め6台がエントリーしているが、エンデュランスカップ内にまだ参戦クラスを決めていないクルマが4台あるため最終的な数は未確定だ。

 シルバーカップは暫定19台がエントリー。一方、プロアマカップは現在のところ確認されているのは2台のみとなっている。

■次のページへ:ラテルCEO「全イベントに観客が戻ってくることを楽しみにしている」

トレゾル・バイ・カーコレクションのアウディR8 LMS Evo II
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JPモータースポーツのマクラーレン720S GT3
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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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