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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.07.09 08:39
更新日: 2022.07.09 08:40

トヨタ、首位から1秒以上離され初日4&5番手「ペース的には少し不足を感じる」とハートレー/WECモンツァ

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ル・マン/WEC | トヨタ、首位から1秒以上離され初日4&5番手「ペース的には少し不足を感じる」とハートレー/WECモンツァ

 7月8日、イタリアのモンツァ・サーキットで行われたWEC世界耐久選手権第4戦のフリープラクティス1で、トヨタGAZOO Racing(TGR)の2台のGR010ハイブリッドは総合4番手と5番手タイムをマークし、初日の走行を終えた。

 このモンツァでは、プジョー9X8が新規参戦を開始。新たなライバルを迎えたTGRは、前戦ル・マン24時間で優勝を果たした8号車GR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)がトップのグリッケンハウスから1秒136遅れで総合4番手。昨年の世界選手権王者であるマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペスの7号車が、8号車から0秒167差の5番手につけた。

 金曜日唯一のセッションとなったフリープラクティス1、7号車GR0100ハイブリッドは、モンツァのロングストレートで317.6km/hという全体の最速スピードを記録したが、1周5.793kmのコースを攻略するには最高速だけでなくバランスが必要であり、コーナーでの速度、ふたつの低速シケインにおけるハードブレーキングでの走行安定性も重要だ。

 そのため、このセッションではメカニカル、および空力要素の比較を行い、また、特徴的なモンツァを攻略するための最適なセットアップを見出すプログラムをこなした。

WEC第4戦モンツァFP1 7号車トヨタGR010ハイブリッド
WEC第4戦モンツァFP1 7号車トヨタGR010ハイブリッド

 初日はドライバー全員が等しく走行し、7号車は最後に可夢偉が最速タイムを記録。8号車では、ブエミが最初の15分で記録したタイムがこの日の最速タイムとなった。

 9日(土)は2回の公式練習セッションの後に決勝のスターティンググリッドを決定する10分間の予選が行われる。38台が争う6時間の決勝レースは10日(日)の現地時間正午(日本時間午後7時)にスタートする予定だ。

 TGRから初日のセッションに挑んだ、6名のドライバーのコメントは以下のとおり。

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