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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2023.02.04 21:55
更新日: 2023.02.04 22:25

マーロ・エンゲル駆る999号車メルセデスAMG、レコードタイムでポール獲得/バサースト12時間

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ル・マン/WEC | マーロ・エンゲル駆る999号車メルセデスAMG、レコードタイムでポール獲得/バサースト12時間

 2月4日、オーストラリアのマウント・パノラマ・サーキットで、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第1戦『リキモリ・バサースト12時間』の予選が行われ、マーロ・エンゲルがドライブしたグループMレーシングの999号車メルセデスAMG GT3(エンゲル/ミカエル・グルニエ/ラファエル・マルチェッロ組)がポールポジションを獲得した。

 2022年から1ラウンド増の全5戦で争われる2023年シーズンのIGTC。その開幕ラウンドであるバサーストの決勝は2月5日(日)に行われる。エンゲルは翌日朝にスタートする12時間レースに先立って行われた予選において、2016年にシェーン・ヴァン・ギスバーゲンがマクラーレン720S GT3で記録したレコードタイムを打ち破ってみせた。

 彼は予選Q2セッションで2分01秒0536をマークし、従来のレコードである2分01秒2860をブレイク。これに僚友マルチェッロのベストタイムを合算した4分02秒567が暫定ポールタイムとなり、ふたりのメルセデスAMGワークスドライバーがアタックを決めた999号車AMG GT3はトップ10シュートアウトに暫定首位で駒を進めた。

 上位10台の決勝グリッドを決めるトップ10シュートアウトは、現地16時10分から始まった。ここでは下位5台と上位5台の2グループに分けられ、まずは下位のクルマが15分間のセッション内でタイム計測を開始していく。その後10分のインターバルを置いて行われた上位組のセッションでは、ブロック・フィーニー駆る888号車メルセデスAMG GT3(スーパーチープ・オート・レーシング)が、下位組トップとなった65号車アウディR8 LMSエボII(スポーツベッド・チームMPC)の2分01秒869をコンマ2秒近く上回ってみせる。

 直後にエンゲルがこれを塗り替えると、負けじとフィーニーがタイムを縮め再逆転する。しかし、エンゲルはさらにタイムを更新しふたたびタイムシートのトップに返り咲く。そしてチェッカーラップではポールポジションを確定させる2分00秒881を記録。予選Q2で自身が記録したレコードタイムをさらに更新し、ポールシッターに贈られる“アラン・シモンセン・アワード”を獲得した。

「今日はいい一日だった」と喜びを語ったエンゲル。

「このようなラップでポールポジションを獲得できたことは驚きだった。この予選を全員が無事に走りきったこともね」

「明日の素晴らしいレースを楽しみにしている。それは僕たちのチームにとって大きな卵だ」

 予選2番手は2分01秒0983をマークした888号車メルセデスで、トップとのタイム差は最終的に0.216秒となっている。3番手にはセッション終盤にマット・キャンベルがアタックを決めた912号車ポルシェ911 GT3 R(マンタイ・EMA)が入った。タイムは2分01秒1730だった。

バサースト12時間での新しいラップレコードを記録したマーロ・エンゲル(グループMレーシング) 2023年IGTC第1戦バサースト12時間
バサースト12時間での新しいレコードタイムを記録したマーロ・エンゲル(グループMレーシング) 2023年IGTC第1戦バサースト12時間
予選3番手の912号車ポルシェ911 GT3 R(マンタイ・EMA) 2023年IGTC第1戦バサースト12時間
予選3番手の912号車ポルシェ911 GT3 R(マンタイ・EMA) 2023年IGTC第1戦バサースト12時間

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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