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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.11.22 14:38

スーパーGT:『auto sport web Sprint Cup』も走行開始。初日は“黒船”コルベットが最速

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スーパーGT | スーパーGT:『auto sport web Sprint Cup』も走行開始。初日は“黒船”コルベットが最速

 11月22~24日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT×DTM特別交流戦との併催イベント、『auto sport web Sprint Cup』の公式練習が22日に行われ、3セッションを経てBH AUCTION CORVETTE GT3がエントリー全12台中の最速タイムを記録した。

 長年の交渉を経て実現したGT500クラスとDTMドイツ・ツーリングカー選手権との“ドリームレース”に華を添えるべく、GT300クラス参戦車両を中心にスーパー耐久や鈴鹿10時間を戦ったGT3車両など全12台がエントリーした『auto sport web Sprint Cup』。

 そのスプリントカップ勢の初走行となる公式練習が、金曜に計3セッション行われた。前日までの快晴とは打って変わり早朝から雨模様の富士スピードウェイは、9時10分の公式練習1開始時点で手元計測での気温が8度。体感気温はそれ以下ということもあり、40分のセッションでは各車両とも路面コンディションを探りながらの走行開始となった。

 GT300のレギュラー参戦組からは7台がエントリーし、今回がラストランとなるHOPPY 86 MCを筆頭に、第5戦富士でトップを争った埼玉トヨペットGB マークX MCなどマザーシャシー勢に加え、2台のTOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT、そしてGT3勢では植毛GO&FUN GT-R、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3、RUNUP RIVAUX GT-Rが参戦している。

 一方、GT300勢に対抗する勢力として、スーパー耐久に参戦するMP Racing GT-RとMaxRacing RC F GT3、鈴鹿10時間にミカ・ハッキネンを擁し参戦したPlanex スマカメ マクラーレン720S、そしてBH AUCTION CORVETTE GT3という新鮮な顔ぶれでのセッションとなった。

 この日最初のセッションではMP Racing GT-R(JOE SHINDO/井上恵一)と、30号車プリウス(永井宏明/織戸学)を除く10台がセッション開始と同時にコースインし、5分経過の計測3周目でまずはSYNTIUM RC F GT3の吉本大樹が2分を切りタイムボード最上位へ。RUNUP GT-Rの青木孝行や、スーパーGTレギュラーシーズンとは異なりLMcorsa Ferrari 488 GT3に乗る菅波冬悟らが続いていく。

 開始15分で31号車プリウスの嵯峨宏紀が、レギュラーシーズンは新型マシン開発と車両重量で苦しんだうっぷんを晴らすべくトップに立ち、続いて吉田広樹の埼玉トヨペットGB マークXが1分55秒台でタイム更新を果たすと、20分経過目前でスマカメ マクラーレン720Sの小高一斗が、マシントラブルにより300Rのアウト側ランオフでストップ。車両回収のため赤旗が掲示される。

 約8分ほどの作業でコースオープンになるも、中断直前これが実戦でのGT3初ドライブとなるBH AUCTION CORVETTE GT3、笹原右京が赤旗無視の裁定を受けている。

 残り10分を切って各車ともタイム更新が続き、その笹原とキャラウェイ・コルベットC7 GT3-Rが失地回復の1分50秒807で、直前のGT500クラスを上回るタイムで首位に。

 2番手に埼玉トヨペットGB マークXが1分51秒363で続き、3番手にはチェッカーと同時に更新となった宮田莉朋のSYNTIUM RC F GT3が1分52秒774をマーク。首位から4番手31号車プリウスまでで4秒016もの差がついた。

BH AUCTION CORVETTE GT3
BH AUCTION CORVETTE GT3
この『auto sport web Sprint Cup』がラストランとなるHOPPY 86 MC
この『auto sport web Sprint Cup』がラストランとなるHOPPY 86 MC

■悪天候も影響し赤旗頻発も、公式練習2~3回目は小高と笹原がトップ分け合う


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