2月1日からのMotoGPセパンオフィシャルテストに先行して、ドゥカティ、ヤマハ、ホンダのファクトリーチームのテストライダーが、マレーシアのセパンでテストを開始した。ヤマハは中須賀克行(ヤマハ)、ホンダは青山博一(ホンダ)と高橋巧(ホンダ)、ドゥカティはケーシー・ストーナー(ドゥカティ)とミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が参加。今年からドゥカティとアンバサダー契約を結び、マシンテストも担当、ワイルドカード参戦のうわさもあるストーナーの、久しぶりのドゥカティでの走行に注目が集まった。

 ストーナーは11時15分に最初のコースイン。マシンは2015年型のデスモセディチGP15にミシュランタイヤと共通ECUソフトを組み込んだ仕様で54周を走行、2分02秒1が初日のベストとなった。

「今日はドゥカティ・チームと共に本当によい体験となった。MotoGPマシンに乗るのは1年振り、バイク自体に乗るのも約半年振りの走行だったから、スピードとフィーリングを取り戻すには、ある程度の時間が必要だけど、とても充実した1日目となり、期待どおりに、すぐにバイクとタイヤの快適さを得た。テスト項目がたくさんあり、もう少しバイクに慣れなければいけないけど、全体的にはすごくハッピー。デスモセディチはパワーがあり、2人のアンドレアの今シーズンの活躍を助けるために、正しいフィードバックをしていきたい。ラップタイムには正直驚いたし、うれしかった。明日も続けて良くしたい。今日は全てがよかった」とストーナーは語っている。

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