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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.05.25 17:46
更新日: 2019.05.25 20:55

ホンダ高橋巧が圧勝で3連続ポール・トゥ・ウイン/全日本ロード第3戦JSB1000レース1

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MotoGP | ホンダ高橋巧が圧勝で3連続ポール・トゥ・ウイン/全日本ロード第3戦JSB1000レース1

 2周を終えた時点で高橋と野左根のギャップは1.4秒に。2番手の野左根も食らいつこうとするが、高橋は野左根よりも約0.5秒速いペースで周回し、じりじりとその差を広げていく。

 後方では4番手争いが接近。加賀山を先頭に渡辺一馬、渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)、岩戸亮介(Kawasaki Team GREEN)の戦いに。4周目に1コーナーで渡辺一馬、岩戸の2台が加賀山に仕掛ける。渡辺一馬は若干ラインを外すものの、2コーナーで挽回して4番手に浮上。岩戸は加賀山に仕掛けた際に1コーナーでオーバーランして8番手に後退する。

渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)
渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)

 8周目には後方から迫った渡辺一樹が渡辺一馬に接近。渡辺一樹が1コーナーで渡辺一馬を捕えて4番手に浮上する。

 10周を終え、高橋と野左根の差は4秒9まで広がる。野左根の後方からはコンマ1秒以内の差で中須賀がぴたりとつける。

 4番手争いは12周目にはいってもバトルが継続。5番手の渡辺一馬が前を走る渡辺一樹に接近。14周目に1コーナーで渡辺一樹を交わして4番手を奪った。4番手争いの後報からは、水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)が接近し、渡辺一馬、渡辺一樹の争いに加わっていく。

 13周目の終わりに入ると渡辺一樹がシケインの立ち上がりで転倒。再スタートは切れたものの、21番手と順位を大きく落とし、15周目にはマシンをピットへと戻しリタイアとなった。

 17周目には2番手争いが動く。1コーナーで中須賀が野左根に仕掛けるも、ここは野左根がブロック。しかしその際、野左根は立ち上がりでラインがふくらみ、その隙をついて中須賀が野左根から2番手を奪った。

 交わされた野左根は後退するこなく、中須賀に食らいつく。18周目にはバックストレートで中須賀を交わして2番手に。だが中須賀も19周目に再び仕掛け、野左根から2番手を奪い返す。

 20周目以降、中須賀と野左根による2番手争いはコンマ2秒以内でこう着状態になる。

ウイリーを決めてフィニッシュする高橋巧(Team HRC)
ウイリーを決めてフィニッシュする高橋巧(Team HRC)

 一方、先頭を走る高橋はトップを一度も譲ることなくファイナルラップへ。そののまま周回し、2番手に6秒828の差をつけて3戦連続ポール・トゥ・ウインを決めた。

 2位は中須賀、野左根は3位でチェッカー。4番手争いは終盤、水野と渡辺一馬による激しいドックファイトとなったが、最後は水野涼に軍配。水野が4位、渡辺一馬が5位でフィニッシュした。

 全日本ロードレース第3戦SUGOのレース1順位結果は以下の通り。

ヤマハファクトリーのチームメイトバトルは中須賀に軍配
ヤマハファクトリーのチームメイトバトルは中須賀に軍配
水野涼と渡辺一馬とのバトル
水野涼と渡辺一馬とのバトル


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