ブランドの中核でもあるプレミアムアッパーミディアムセグメントを形成するアウディの『A6』シリーズと『A7スポーツバック』がアップデートを受け、シングルフレームグリルのデザインを一新。従来までの“RS”スタイル採用によりスポーティイメージを強調するとともに、セダンとアバント(ステーションワゴン)の『A6』系には“advanced”のトリムを新たに設定し、12月7日より発売開始となっている。
1968年の初代より50年以上にわたってアウディの主要モデルとして歴史を築き、アッパーミドルの8代目として2019年に上陸を果たした現行モデルは、48V駆動マイルドハイブリッド(MHEV)システムや高効率な新世代“quattro(クワトロ)”など、デジタル化、快適性、スポーツ性の面で多彩な装備を採用してきた。
その『A6』系に施された今回のアップデートでは、新しくなったハニカムパターン(S lineはクロームトリム付き)のシングルフレームグリルとともにリヤディフューザーのデザインを刷新するなど、よりスポーティさを強調するエクステリアとされた。
従来より設定されてきたおなじみのS lineでは、プラチナグレー19インチ5アームダイナミックデザインのアルミホイール、スポーツサスペンション、HDマトリクスLEDヘッドライト、ダイナミックインディケーター付きLEDリアコンビネーションライト、S lineロゴ付きバルコナレザースポーツシート、マットブラッシュトアルミニウムデコラティブパネルなどを装備し、さらなる精悍さを強調する。
一方、今回の更新で追加されたadvancedでは、18インチの5ダブルアームデザインアルミホイールを筆頭にハイビームアシスト付きLEDヘッドライト、ダイナミカレザースポーツシート、バーチャルコックピットプラス等を装備することにより、シリーズ全体でのスポーティネスを底上げする役目を担う。