2020年1月18日
プレスリリース
アリゾナ州スコッツデール発
ゼネラルモーターズ(GM)は、新型『シボレー・コルベット』量産第1号車のオークション収益金300万ドル(約3億3000万円)を、優れた教育をデトロイトの子どもたちに提供するための活動を行う非営利団体 “The Detroit Children’s Fund”へ贈呈いたしました。
初めてミッドシップエンジンレイアウトを採用したコルベットの歴史的な第1号車(VIN #0001)は、今年で49回目を迎えた“バレットジャクソン・スコッツデール・オークション”でオークションにかけられました。シボレーディーラーへの出荷を間近に控えたコルベットの中で、出品されたのはZ51パフォーマンスパッケージを装着したブラック・オン・ブラックの3LTモデルです。
GMの会長兼CEOのメアリー・バーラは「ミッドシップエンジンのコルベットへの反響には目を見張るものがあります。今回の大きな成功がもたらした収益で“The Detroit Children’s Fund”に少しでも貢献できることは、大変うれしく、誇らしく思っています」と述べています。
The Detroit Children’s Fundは今後、オークションの収益を基に、子どもたちの教育の成果に結びつくような包括的な学校事業への投資を行っていきます。この活動は、優れた学校をさらに発展させるだけでなく、評価の低い学校の改善、新設校の伸長にも寄与します。
優秀な学校には強力なリーダーシップを備え、経験豊富な教師陣が必要であるため、同基金では人材の採用に加え、リーダーシップおよび指導能力の開発・維持にも今回の収益金を活用する考えです。
The Detroit Children’s Fundのエグゼクティブディレクターのジャック・エルジーは「すべての子どもが優れた学校に通う権利を持っています。今回のオークションの収益金はデトロイトの学校教育の向上に役立ち、結果としてデトロイトに住む多くの子どもたちにより明るい未来をもたらすことになるでしょう。GMからThe Detroit Children’s Fundおよび地域の子どもたちにお寄せいただいた今回の支援には、感謝してもしきれないほどです」と述べています。
今回のオークションの落札者は、ヘンドリック・カンパニーズの創業者兼CEOのリック・ヘンドリック氏でした。
ヘンドリック氏は「私は世界一の熱狂的なコルベットファンを自負しています。シボレーとバレットジャクソンが多くの人々に手を差し伸べる素晴らしいチャリティーを絶えず開催しておられることに感謝しています」と述べています。
『シボレー コルベット』は、米国ケンタッキー州のボウリング・グリーン工場において2020年2月初旬から製造を開始します。顧客への納車は2月末からスタートする予定です※1。
※1 日本国内での最終的な仕様と価格は2020年7月に決定し、デリバリー開始は2021年春以降を予定しています