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MotoGP | ブラッド・ビンダー 2020年

ブラッド・ビンダー

南アフリカ / レッドブルKTMファクトリー・レーシング /

ゼッケンNo. :33

◆出身:南アフリカ
◆生年月日:1995年8月11日

■ブラッド・ビンダー プロフィール

 ブラッド・ビンダー(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)は南アフリカ共和国 ポチェフストルーム出身のライダー。1995年生まれの24歳。Moto3クラスに参戦中のダリン・ビンダー(CIP Green Power)は3歳下の弟である。

 ブラッド・ビンダー(以下、ビンダー)は幼いころ、カートでレースを始めた。8歳で南アフリカ国内のカート選手権でチャンピオンを獲得。その後、バイクに乗り替え、2009年からレッドブルMotoGPルーキーズカップに参戦を開始する。

 ビンダーは、2011年シーズンまでレッドブルMotoGPルーキーズカップにフル参戦。2011年シーズン中にはロードレース世界選手権125ccクラスに5戦、代役参戦した。翌2012年からは125ccクラスに代わって4ストローク250ccマシンで争われるMoto3クラスとなり、ビンダーは同クラスへのフル参戦をスタートする。

 世界選手権Moto3クラスのフル参戦デビューイヤーとなった2012年シーズンは、ベストリザルト4位を獲得してランキング21位。なお、この年のMoto3クラスのルーキー・オブ・ザ・イヤーはアレックス・リンス(現チーム・スズキ・エクスター)だった。

 ビンダーは2013年、2014年シーズンをマヒンドラのマシンで戦ったのち、2015年シーズンはKTMのマシンに乗り替え。KTMの実質的なファクトリーチームであるRed Bull KTM Ajoに移籍した。ビンダーはこのシーズンを、ランキング6位で終えている。

 2016年シーズンも引き続きRed Bull KTM Ajoから参戦し、開幕戦カタールGPで2位表彰台を獲得。自身初の世界選手権でのポディウム登壇を果たし、さらに第4戦スペインGPでは初優勝を飾った。南アフリカ出身のライダーが世界選手権で優勝を飾ったのは、1981年以来のことだった。さらにビンダーはこの年、18戦中7勝含む14度の表彰台を獲得して、Moto3クラスのチャンピオンに輝いた。南アフリカ人ライダーとしては、36年ぶりの快挙だった。

 2017年からはMoto2クラスにステップアップし、チームは引き続きRed Bull KTM Ajoから参戦。初年度をランキング8位、2シーズン目にはランキング3位を獲得する。このときのチームメイトは、ミゲール・オリベイラ(現レッドブルKTMテック3)だった。3シーズン目となる2019年シーズンは、Moto2クラスのエンジンサプライヤーがホンダからトライアンフに変更。ビンダーはこのシーズンで5勝を挙げ、アレックス・マルケス(現レプソル・ホンダ・チーム)に次ぐランキング2位を獲得した。

 ビンダーは2020年シーズン、最高峰クラスへと昇格を果たす。当初の発表ではKTMのサテライトチームであるレッドブルKTMテック3からの参戦だった。しかしKTMのファクトリーチームライダーであったヨハン・ザルコ(現レアーレ・アビンティア・レーシング)が、2019年シーズン中にKTMとの2年契約を終了し、チームを離脱。繰り上がる形で、ビンダーがファクトリーチームの空いた一席に抜てきされている。

 奇しくも2019年シーズンにMoto2クラスでチャンピオンを争ったアレックス・マルケスも、ファクトリーライダーとして『急きょ』MotoGPクラスへと昇格している。ルーキー同士、負けられないシーズンになりそうだ。

(TEXT:Eri Ito)

■Moto2通算戦績
初戦:2017年カタールGP
初ポールポジション:2018年アラゴンGP
初ファステストラップ:2017年サンマリノGP
初表彰台:2017年オーストラリアGP
初勝利:2018年ドイツGP
優勝:8
2位表彰台:5
3位表彰台:2
表彰台:15
ポールポジション:1
決勝ファステストラップ:3
ワ-ルドチャンピオン:0

■Moto2:2019年シーズン戦績
出場:19回
優勝:5回
2位:3回
3位:1回
ポールポジション:0回
バイク:KTM
獲得ポイント:259
ランキング:2位

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