MotoGPドライバー

MotoGP | 中上貴晶 2020年

中上貴晶

日本 / LCRホンダ・イデミツ /

ゼッケンNo. :30

■中上貴晶 プロフィール
 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は、MotoGPクラスにフル参戦する唯一の日本人ライダーである。千葉県出身、1992年生まれの28歳。4歳でポケバイデビューを果たし、12歳からロードレースへの参戦を開始した。

 2006年には全日本ロードレース選手権GP125クラスで、全戦全勝という圧倒的強さでチャンピオンを獲得。このとき中上は14歳。最年少での全日本タイトル獲得となった。2007年からはスペイン選手権125ccクラス(現在のFIM CEVレプソルMoto3ジュニア世界選手権)に戦いの場を移し、世界への階段を駆け上がっていった。

 2008年、中上はロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦を開始。2009年までの2シーズンを同クラスで戦ったが、思うような結果を残すことができなかった。中上は2009年限りで世界選手権の舞台を去ることになる。

 世界選手権のシートを失った中上は、再び全日本ロードレース選手権に参戦する。当時は「2度目の」世界選手権フル参戦の機会を得ることは難しいと見られていた。しかし中上は、2011年には全日本ロードレース選手権J-GP2クラスでチャンピオンを獲得。また、代役参戦した日本GPでの走りも認められた。中上は世界へ舞い戻るチャンスをつかんだのだ。

 2012年、中上はロードレース世界選手権Moto2クラスにフル参戦。2013年シーズンには第10戦インディアポリスGPから第13戦サンマリノGPまで、4戦連続で2位を獲得した。翌年からはアジアの若手ライダーの発掘、育成を目的としたイデミツ・ホンダ・チームアジアへ移籍。優勝、そしてさらなる活躍が期待されたが、2014年、2015年シーズンは低迷する。

 中上のMoto2クラス初勝利は2016年シーズン第8戦オランダGPだった。翌2017年シーズンには第12戦イギリスGPで2勝目を挙げ、3度の3位表彰台を獲得してランキング7位を獲得。この2017年シーズン中、中上は翌年より最高峰クラスに昇格することを発表した。

 2018年シーズン、ホンダのサテライトチーム、LCRホンダ・イデミツからMotoGPクラス参戦を開始した中上。ルーキーイヤーは雨のレースとなった最終戦バレンシアGPで、6位フィニッシュを果たした。2019年シーズンには第6戦イタリアGPで自己ベストリザルトとなる5位入賞。しかし、第8戦オランダGPの決勝レース中、他車に巻き込まれて激しく転倒。このとき負った右肩の怪我の影響はシーズンが進むにつれて大きくなり、中上は日本GP後の3戦の欠場を決定。日本GPを終えてから右肩の手術を受けた。こうした影響もあり、2019年シーズンはランキング13位に終わった。

 2020年シーズン、中上は最高峰クラス3シーズン目を迎える。チームは引き続きLCRホンダ・イデミツ、マシンは2019年型ホンダRC213Vだ。開幕前、2月上旬に行われたセパン公式テストでは手術した右肩の影響が残っており、フィジカル面で100%には程遠いままだった。しかし2月下旬のカタール公式テストでは3日間総合8番手で終えている。結果が求められる3シーズン目、中上はどのような活躍を見せるのか。

(TEXT:Eri Ito)

■MotoGP通算戦績
初戦:2018年カタールGP
初ポールポジション:-
初ファステストラップ:-
初表彰台:-
初勝利:-
優勝:0
2位表彰台:0
3位表彰台:0
表彰台:0
ポールポジション:0
決勝ファステストラップ:0
ワ-ルドチャンピオン:0

■MotoGP:2019年シーズン戦績
出場:16回
優勝:0回
2位:0回
3位:0回
ポールポジション:0回
バイク:Honda
獲得ポイント:74
ランキング:13位

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