ピレリは、10月に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPよりも前には、ハードコンパウンドのタイヤを使用しない考えであることを認めた。
スペインGPでは今シーズン初めてハードタイヤが投入されたが、金曜日のFP1でインストレーションラップに使用されたのみにとどまり、その後、各チームはミディアムおよびソフトコンパウンドに集中していた。
ピレリは7月のイギリスGPにもハードタイヤを持ち込む予定だったが、最終的な決定はスペインGPでのデータを評価した後に下すとして延期したことから、計画を変更すると見られている。ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イソラは、次のように語っている。
「もともとの期限はバルセロナでのレース前、先週木曜日(5月11日)だった。しかしチームにバルセロナでのパフォーマンスのデータをより多く提供するため、決定をスペインGP後に延期した」
「FIAの同意を得られたものを提案をするというのが通常のやり方だ。当然のことながら、内部でミーティングを行ってから決定している」
ハードタイヤは過去にマレーシアGP、日本GP、ブラジルGPで使用されてきたが、鈴鹿よりも前に開催されるセパンでは不要だということになる。最終的な決定は、シーズン後半に下される。
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