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F1 ニュース

投稿日: 2018.01.16 18:15
更新日: 2018.01.16 18:16

「アメリカにはF1にふさわしい若手ドライバーはいない」とハース代表が発言、アンドレッティらが憤慨

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F1 | 「アメリカにはF1にふさわしい若手ドライバーはいない」とハース代表が発言、アンドレッティらが憤慨

 ハースF1チーム代表ギュンター・シュタイナーの、「アメリカ人ドライバーのなかにF1でデビューできるレベルに達している者はいない」という発言に、元F1世界チャンピオンであるマリオ・アンドレッティを含む複数のアメリカのモータースポーツ関係者たちが怒りを示している。

 アメリカ国籍のチームとしては30数年ぶりにF1に参戦したハースが、アメリカ人ドライバーを採用していない理由について、最近、シュタイナーは次のような発言をした。
「アメリカ人だというだけである程度のレベルで戦えないようなドライバーを走らせるのは、F1にとってよくないことだ」
「優秀なドライバーがいれば、最有力候補として考える。実際、アメリカ人ドライバーを走らせたいと思っている。しかし優秀なドライバーが、果たして我々のチームに入りたいと思うだろうか?」
「私の見解では、今アメリカにF1を走る準備ができているドライバーはいない」

 シュタイナーのこのコメントが、アメリカのモータースポーツ関係者たちのなかで騒ぎを引き起こした。

 マリオ・アンドレッティにとって、この発言は受け入れがたいものだったらしく、自身のツイッターで「誤りだし傲慢だ!」と短く評し、元F1チャンピオンのデイモン・ヒルらが、これをリツイートした。

 アンドレッティはイタリア生まれだがアメリカ国籍を持ち、1968年から1982年にかけてF1ドライバーとしてロータス、マーチ、フェラーリ、ウイリアムズなどのチームで走り、1978年にはF1チャンピオンとなった。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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