厳密にはフォーミュラ・リブレ(フォーミュラカーならすべて参戦できた)のレギュレーションで運営されたレースもあるため、100パーセント確実なことは言えない。だが参戦したのはF1マシンだけだった。こうしたレースを“F1レース”と呼ぶべきだろうか?私の考えでは、そう呼ぶべきだと思う。だがもちろんこの話題は、議論に任せることになるだろう。

 また、当初はF1マシンだけとされていたが、F2マシンの参加が許可され、後で遡って“F2レース”に変更されたレースもある。明確にするには難しく、非常に複雑な話題なのだ。

 私の結論としては、私が認識しているF1レースの合計は1492回だ。これには世界選手権レース、世界選手権レースの前身、非選手権レース、そして南アフリカとイギリスでのシリーズが含まれる。この数字は100パーセント確かに確認されたわけではない。

 歴史の常で、新たな証拠が過去について分かっていることを変えることがある。しかしながら、この調査は興味を引かれるものであったし、とにかく今日までに世界中で約1500回のF1レースが開催されたということは、自信を持って言えるのだ。

 ところで知っていただろうか?厳密に言えば“F1世界選手権”の名称は、1981年からしか使われていない。それ以前は、F1マシンで参加する単なる“ドライバー世界選手権”だったのだ。

 終わりになるが、私はタスマン・シリーズ(1964年~1975年)を数に入れていない。テクニカルレギュレーションが異なるからだ。“F1メカニカ・アルゼンティーナ”と“オーストラリアンF1”も同様だ。これらは名称にF1とあるが、実際はルールが異なっていた。

 そして最も興味深いケースは、1960年から1976年の間に存在した、ソビエトF1だ。驚いたことに、ソビエトは数年の間、F1のFIA国際ルールに準拠したレーシングカーを使用していた。だが彼らのマシンはソビエト連邦内でのみレースをしており、非常に遅かった。(多くの場合、世界選手権のF1マシンの半分以下のパワーしかなかったという)こうしたレースは本当にF1レースと言えるだろうか?こうして、この話題は永久に続いていくだろう……。

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