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F1 ニュース

投稿日: 2019.07.12 10:19
更新日: 2019.07.17 08:35

リッチ・エナジー社CEOのF1撤退宣言を株主が否定し、内部抗争が表面化。ハースF1チームはタイトルスポンサー契約は有効と明言

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F1 | リッチ・エナジー社CEOのF1撤退宣言を株主が否定し、内部抗争が表面化。ハースF1チームはタイトルスポンサー契約は有効と明言

 スポーツ飲料会社リッチ・エナジーの公式Twitterに、ハースF1チームとのタイトルスポンサー契約を終了するとの文章が掲載されたが、同社の株主と役員は、これは個人の勝手な行動によるものであるとして否定した。

 2019年からハースのタイトルスポンサーを務めているリッチ・エナジーだが、イギリスGP直前の10日、公式Twitterを通して、成績不振によりハースとの契約を終了したことを発表、F1は同社のビジネスにとってメリットにならないとの見解を示した。

 その時点では同社からもチームからも正式なリリースは出ていなかったが、約半日後の11日午後、リッチ・エナジー社株主が、ハースとの契約は有効であるとの声明を発表した。

「リッチ・エナジーの多数株式を所有する株主は、正式に許可されていない発信元からメディアに配布された声明について明確にすることを望む」

「我々はハースF1チーム、そのパフォーマンス、組織全体を心から信頼している」

「現在のスポンサーシップ契約を順守することに完全にコミットしている。F1の製品、そしてそれが我々のブランドに提供するプラットフォームを100パーセント信じている」

「ある個人の勝手な行動が大きな困惑を引き起こした。この人物をすべての経営責任から外す過程にある。彼らは自身の主張をするかもしれないが、その見解は当社のものではない」

「この事件を非常に残念に思う。これは商業的にデリケートな問題なので、関係者のみの間で解決したい」

「我々のハースF1チーム、F1へのコミットメントを明確にしたい。内部でこの件への対応を行う。ハースF1チームのサポートおよび忍耐に感謝する」

■リッチ・エナジーCEOがSNSで株主を攻撃


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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