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F1 ニュース

投稿日: 2020.09.12 23:23
更新日: 2020.09.12 23:41

ハミルトンが通算95回目のポール獲得。フェルスタッペンとアルボンが3、4番手に続く【予選レポート/F1第9戦】

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F1 | ハミルトンが通算95回目のポール獲得。フェルスタッペンとアルボンが3、4番手に続く【予選レポート/F1第9戦】

 9月12日現地時間午後3時、F1第9戦トスカーナGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは4番手だった。

 晴天に恵まれて気温は29度、路面温度は45度と暑いコンディションでのセッション開始となった。土曜からターン3、5、9、11、15出口は路面とグラベルの境目がトラックリミットと再確認されたほか、予選からはターン14のイン側縁石よりも内側をカットするとトラックリミット違反と判定されることが明確化された。

 ソフトタイヤとミディアムタイヤの差が金曜時点で0.9秒と大きいため、Q1から各車ともソフトタイヤを履いてアタックを開始していく。

 まずはフリー走行3回目まで好調な走りを見せていたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分15秒749のトップタイムを刻み、ハミルトンは0.029秒差で2番手につけ、フェルスタッペンは0.586秒差の3番手となる。以下はレーシングポイント勢、アルボン、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)と続き、フリー走行で苦戦を強いられていたマクラーレン勢もカルロス・サインツJr.がルノー勢を上回った。しかし5番手セルジオ・ペレス(レーシングポイント)から19番手ロマン・グロージャン(ハース)までが0.6秒にひしめく大接戦となる。

 コース上の渋滞も懸念されるため、残り4分でペレスが先陣を切ってコースインし2度目のアタックへ。2番手ハミルトンも中古ソフトでコースインし、コース上は17台のマシンで混雑することとなった。

 路面のインプルーブ幅が大きく、ここで各車がタイムを更新していく。しかしアタック1回目で好タイムが記録できなかったピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は2回目も0.053秒届かず16番手でQ1敗退。17番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、18番手はターン7出口でグラベルにはみ出しながら自己ベストタイムを更新した18番手ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、19番手ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、20番手ケビン・マグヌッセン(ハース)というQ1敗退組となった。

 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は辛くも15番手でQ1突破、キミ・ライコネン(アルファロメオ)は13番手、グロージャンは14番手とベテラン勢がQ2に進出してみせた。

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第9戦トスカーナGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)


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