2020年F1第12戦ポルトガルGPは、初めてのアルガルベ・サーキットで開催されました。アップダウンが特徴的なサーキットで、レースのスタート時には少し雨も降るという難しい展開が繰り広げられました。そんななかでキミ・ライコネン(アルファロメオ)のドライビングが光っていました。今回もホンマさんブログでお楽しみ下さい。
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こんにちは、自宅特派員のホンマです。
みなさん、お元気ですか?
ケビン・マグヌッセンさんとロマン・グロージャンさん。
ハースさん家のドライバーのおふたりが、今シーズンで契約終了と聞いて震えております。
コロナのおかげで、おふたりの姿を日本で見る機会が無くなってしまい、ファンの方たちの心中いかばかりかと。
当時、ルノーさん家で走られていたご縁で、おふたりのMiniドライバーフィギュアを作らせていただいたのですが、ヘルメット画像を上下左右拡大しながら毎日眺めておりますと、不思議と他人とは思えなくなるもので。
ルノーさんから離れた後も、密やかに応援をしておりました。
あの時、母さんが夜なべして紙やすりで磨いていたMiniのひとつは、今もグロージャンさんの家にあるはずです。たぶん。
来年もおふたりの活躍している姿が見られることを、心から願っております。
そして来年のハースさんは、新人さんコンビとの噂が!
新人さん同士だと、クルマが悪いのかドライバーが悪いのか運が悪いのか世間が悪いのか比べられないのではと思うのですが、どうでしょうか。
我らが日本の角田裕毅くんが、アルファタウリ・ホンダでテストドライブするとのうれしいニュースも舞い込んで参りましたし、
11月になるというのに、ハースにレッドブルにアルファタウリにアルファロメオにルノーにウイリアムズと、ドライバー交代の噂がありすぎる昨今。
なんとなくお尻が落ち着かない日々は、いつまで続くんでしょうかねぇ。
さてポルトガルGP。
アルガルベ・サーキットはF1初開催とか。
初見、空に向かって走っていくあのコーナーは、絵的に素敵だけれどもこわいのよ。
あのブラインドコーナーがF1を面白くするのかどうかは置いといて、あのアップダウンはバイクレースには最高な気がいたします。
そのフリー走行2回目。
ピエール・ガスリーさんのクルマが炎上、消火剤で真っ白に。
マックス・フェルスタッペンさんはランス・ストロールさんと接触しますが、双方お咎めなしの裁定に。
タッペンさん、トウ(スリップストリーム)を使ってストロールさんの真後ろにビタッと追いつき、さぁ抜こうとトウから出た瞬間、同じ速度になってしまったのには衝撃を受けたのでは。
普通ならここであきらめるだろうけど、前の周でストロールさんに譲っているタッペンさんは、衝動的に『次は俺の番』と動いてしまったのかも。
最近のタッペンさんには、めずらしいミスでございました。
翌日のフリー走行3回目。
セバスチャン・ベッテルさんの走行後、排水溝の蓋が破損して赤旗終了です。
……これレース中におきなくて本当によかったけれども、初開催の罠すぎる。
今から全コース点検修繕して、はたして予選に間に合うのか?
中継画面には、いまだサーキットに向う大渋滞のクルマの列がタイミングよく映し出されておりまして。
なるほど、この渋滞中のお客さんたちにとっては、予選ディレイは願ったりかなったなのかと笑ってしまいました。
その願いが無事叶いまして、予選開始は30分ディレイでございます。