トロロッソのカルロス・サインツJr.は、オーストラリアGPでの無線交信が物議を醸したチームメイトのマックス・フェルスタッペンとの間に、「解決すべきことなど何もない」と語っている。
フェルスタッペンは、チームの指示を待たずに自分の判断でピットインしたために順位を下げ、コースに戻ったときにはサインツJr.に先行されていた。そして、自分をサインツJr.の前に出して、ルノーのジョリオン・パーマーにアタックさせるべきだとチームへの無線で強く主張した。
その後、サインツJr.は自力でパーマーをパス。フェルスタッペンもそれに続いたが、結局サインツJr.を抜くことはできず、レース終盤にはチームメイトに追突してスピンを喫している。
僚友を背後に従えて9位でフィニッシュしたサインツJr.は、レース後にフェルスタッペンに説明を求める必要があるとは思わなかったと語っている。
「マックスとの間で起きたことに関して、僕が何か彼に悪いことをしたかい? 彼と話し合うべきことなんて何もないよ。マックスのレース戦略や、ピットストップで何が起きたかについては、彼とチームの間で話してもらえばいいことだ」