マゼピン「目の前のクルマがどこにいるか見えず、常に距離を取らなければいけなかった」：ハース F1第12戦決勝

　2021年F1第12戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、ハースのミック・シューマッハーは16位、ニキータ・マゼピンは17位だった。

■ウラルカリ・ハースF1チーム
ミック・シューマッハー　決勝＝16位

　レースをとても楽しみにしてきて、その結果レースができなかったという事実はとても腹立たしいものだった反面、ファンはレースが始まるのを待って、とても長い間外にいてくれた。彼らは凍えるほど寒かっただろうに、留まってくれた。だから本当に感謝しているし、僕たちが見せるべきだったレースを見せることができずに申し訳なかった。

　何も見えなかったので、視界が一番の懸念事項だった。今後はもっとたくさんのチャンスが訪れるだろう。

■ウラルカリ・ハースF1チーム
ニキータ・マゼピン　決勝＝17位

　今日はあらゆる方向に（物事が）進んだかもしれない。コース上の水量が多い時は、少なくとも僕がスタートした地点からの視界という点では、物を見るのがとても難しかった。セーフティカーの後ろでそれほど速く走行していなかったが、目の前のクルマがどこにいるのかよくわからなかった。僕はただただ常に距離をとろうとしなければならなかった。

　僕たちにとってベストの日ではなかったけど、ファンにとってはさらに大変だっただろうと想像できるよ。何人かは傘さえ持っていなかったのが見えた。今日降った雨の量だと彼らはずぶ濡れだったに違いないけれど、留まってくれた人すべてに感謝したい。

　ハンガリーでのレースは途中で終わってしまったし、今日の僕たちのレースは早すぎる終わりを迎えた。でも僕たちは3連戦中で、ザントフォールトとモンツァが控えている。いいレースになることを期待しているよ。