Q2でも開始直後から各車が続々とコースインし、ソフトタイヤを履いた角田とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)以外の全車が決勝の戦略を重視してミディアムタイヤを選択。ペレスはターン1の出口でリヤがスナップしてコースオフを喫するが、なんとかクラッシュを避けた。
まずハミルトンがトップタイムを記録し2番手にボッタス、3番手フェルスタッペン、4番手アロンソと続き、ルクレールは自己ベストタイムで来ていたラップの最終コーナーでリヤが流れてスピンを喫してしまう。最後尾グリッド降格が決まっているサインツはここでは走行しない。
残り5分で各車が2セット目を投入し、角田とシューマッハー以外は各車ともミディアムタイヤを選択。ルクレールは最終ラップでアタックを決めて7番手タイムを記録し、11番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、12番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、最終アタックの最終コーナーで飛び出したラッセルは13番手、シューマッハーが14番手、サインツが15番手というQ2敗退勢となった。
角田は決勝でソフトタイヤスタートの不利を背負ったものの、8番手で第9戦オーストリアGP以来となるQ3進出を決めた。