ピレリのF1統括責任者マリオ・イゾラが、2021年F1第16戦トルコGP初日フリー走行後の囲み取材に応じた。昨年のトルコGPは開催直前に全面再舗装したこともあって、異常なグリップ不足にドライバーたちは苦しめられた。ところが今年は走り始めてすぐに、路面コンディションが劇的に改善されていることが明らかになった。
それについてイゾラは、「直前に行われた高圧水処理の結果」と言う。しかしグリップが著しくよくなった結果、今度は摩耗が問題になりそうだ。ところがピレリはそこまでの改善が予測できず、去年より1段階柔らかいコンパウンドを投入した。