ウイリアムズF1チームのパフォーマンス・エンジニアリング責任者であるロブ・スメドレーが、今年は職務内容が拡大し、中長期にわたる開発にも注力していく見込みであると明かした。
スメドレーはすべてのグランプリに立ち会い、マシンをコースで走らせることに関する責任を負っている。役割が広がっても、今までのこういった業務は継続するようだ。
一方で、昨年のコンストラクターズ選手権を5位で終えたウイリアムズがタイトル獲得を目指せる位置に行くには、長期的な計画を立てる必要があるとして、今後はそれが自分の権限の範囲となるとスメドレーは述べた。
「私はデザインと空力関係の両方を見ていく」とスメドレーは語った。
「しかしこれからは、マシンを走らせ、コースで最大限のポテンシャルを発揮させ、レーシングチームとしてスムーズな運営をするといった、短期的なことだけに気を配るわけにはいかなくなる」
「今後はもっと中長期的な開発を見ていくことになるだろう」
「そういったことにもう少し集中していくことが重要だ。いつも同じレベルの仕事をしようとするのではなく、より優れたパフォーマンスを目指して前進するためにはね」
「それが私の仕事の鍵となるだろう」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています