この記事でわかること
■冬場は性能低下でバッテリー上がりが頻発
■繁忙期のロードサービス待ちは数時間にも
■大排気量車も始動、1500Aが安心の鍵
■解決する高性能スターターがセール中

　気温が下がるこれからの季節、ドライバーにとって最大の懸念事項のひとつが「バッテリー上がり」だ。特に週末しか乗らないサンデードライバーや、電装品を多く装備している車両はリスクが高まる。貴重な休日やビジネスの時間を無駄にしないために、自衛手段として持っておきたいのが、最新のポータブル・ジャンプスターターだ。今回は、Amazonタイムセールで大幅値引きとなっているAstroAI S8を紹介する。

なぜ冬場にバッテリーは突然死するのか？ 求められる「始動電流」の余力

　バッテリーは化学反応によって電気を蓄え、放出している。気温が下がればその化学反応が鈍くなり、本来の性能を発揮できなくなる。同時に、エンジンオイルも低温で粘度が増すため、クランクシャフトを回す（クランキング）ための抵抗が増大する。つまり、「バッテリーの力は弱まるのに、必要な力は増える」という二重苦が冬場の始動不良の原因だ。

　ここで重要になるのがジャンプスターターのスペック、特に「ピーク電流」である。ギリギリのスペックでは、冷え切った大排気量エンジンの重いクランクを回しきれない可能性がある。

　今回紹介する『AstroAI S8』は、ピーク電流1500Aという強力な数値を誇る。これは6.0Lまでのガソリン車、および3.0Lまでのディーゼル車に対応するスペックだ。一般的な2.0Lクラスの乗用車であれば、かなりの余力を持って始動させることが可能となる。「大は小を兼ねる」の理屈通り、余裕あるスペックこそが緊急時の確実な始動を約束する。

プロも納得の安全性。誤接続を防ぐ「8つの保護機能」とPSE認証

　リチウムイオンバッテリーを車載することに不安を覚える読者もいるだろう。しかし本製品は、日本の電気用品安全法（PSE）をはじめ、FCCなどの認証を取得済みだ。

　特筆すべきは、スマートブースト・モードと連動した安全設計だ。逆接続（プラスとマイナスを間違える）、過電流、ショートなど、パニックになりがちな緊急時のミスを防ぐ8つの保護機能が組み込まれている。電圧が9V未満の完全放電に近い状態でも、ブーストボタンによる強制始動が可能。

　また、鉛バッテリー時代の巨大なスターターとは異なり、サイズは20.1 x 11.4 x 9.4cm、重量わずか431g。グローブボックスやトランクの隅に常備しても邪魔にならないサイズ感も、現代の「相棒」として相応しい。

通常時はモバイルバッテリーとして。Amazonタイムセールで5,000円台の投資

　この製品の美点は、緊急時以外にも役立つ点だ。10000mAhの大容量は、USBポートを介してスマートフォンやタブレットの充電が可能。また、LED懐中電灯（ストロボ・SOSモード付）としても機能するため、夜間の車両点検や災害時の備えとしても優秀だ。

　この『AstroAI S8』が現在、Amazonタイムセールにて25％OFFの5,265円（税込）で販売されている。一度のロードサービス利用の手間や時間を考えれば、5,000円台で「自力で即座に復帰できる環境」を買えるのは、極めてコストパフォーマンスの高い投資と言えるだろう。愛車のトランクにひとつ忍ばせておけば、この冬の安心感が大きく変わるはずだ。

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