投稿日: 2025.01.20 18:11
トライコン・ガレージが『デイトナ500』でカップ初挑戦。引退“直後”のトゥルーエクスJr.を起用
autosport web
北米大陸を代表する3大ナショナルシリーズのひとつであるNASCARクラフツマン・トラック・シリーズに参戦するトライコン・ガレージは、現地時間1月16日付けでNASCARカップ・シリーズの2025年開幕戦『デイトナ500』に向け、オープンエントリーでのデビューを目指すと発表。そのドライバーには、昨季2024年限りでフルタイムからの引退を表明したばかりのマーティン・トゥルーエクスJr.を起用し、エントリーが実現すれば2017年のカップチャンピオンが56号車のトヨタ・カムリXSEをドライブすることとなる。
先日にも大掛かりな競技規則改訂版のブルテンを発表したNASCARは、この2025年シーズンに向けレース手順の変更や追加ペナルティの詳細を確定させるのと同時に、オープンエントリーを対象とする「新しいオープン免除の暫定規定」措置により、世界的な実績を誇る実力派ドライバーに対するスタートポジションを自動的に保証する措置を採用。これにより開幕戦『デイトナ500』へのエリオ・カストロネベスの出場が事実上確約されることとなり、大きな話題を集めている。