更新日: 2018.12.19 12:41
BESモンツァはマクラーレン650 S GT3が優勝。高星組はあと一歩
24日に行われたブランパン耐久シリーズ第1戦モンツァは、チーム「ガレージ59」の58号車マクラーレン650 S GT3(コム・レドガー、ボブ・ベル、シェーン・バン・ギスバーゲン)が逆転でトップチェッカーを受けた。
2週間前のスプリントカップに続いて、全5戦の開幕を迎えた耐久シリーズの初戦。F1イタリアGPの舞台として知られるモンツァ・サーキットには、大量57台ものGT3バトルを見ようと、およそ2万2000人のファンが詰めかけた。
日曜15時にスタートが切られた3時間の耐久レースは、予選でポールポジションを獲得したHTPモータースポーツの84号車メルセデスAMG GT3とPro-AM Cupクラスで総合8番手スタートを得たAFコルセの66号車フェラーリ488 GT3が僅差のギャップでレースをリードした。
しかし、ファーストスティントで16番手スタートから3番手までポジションを上げた58号車のマクラーレンが、最初のピットストップで84号車のメルセデスがECUの不具合でタイムロスを喫する間にトップへ浮上。その後もマクラーレンはトップを守り、最後のスティントに突入した。
だが、ギスバーゲンの駆るマクラーレンは終盤トラフィックでメルセデスの接近を許し、2台はレース残り30分にわたってテール・トゥ・ノーズのバトルを展開。それでも、最後まで冷静にポジションを守りぬいたギスバーゲンのマクラーレンが0.341秒の僅差でトップチェッカーを受けた。
3位はベントレー・チームM-Sportが走らせた8号車ベントレー・コンチネンタルGT3。予選で2番手につけた高星明誠擁するニッサンGTアカデミー・チームRJNの23号車ニッサンGT-RニスモGT3は、3位ベントレーから18秒差の4位と、惜しくも表彰台には届かなかった。
■Main Race – Short Highlights – Monza 2016
■Blancpain GT Series – Monza Main Race – Full Program