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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.08.02 15:05
更新日: 2016.08.02 15:08

高校生ドライバー佐藤万璃音イタリア挑戦記 第6回:アロンソのフィジオが運営するジム

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海外レース他 | 高校生ドライバー佐藤万璃音イタリア挑戦記 第6回:アロンソのフィジオが運営するジム

 日本の高校生ドライバー、佐藤万璃音がイタリアFIA-F4に参戦する挑戦記。イタリアの田舎町で一人暮らしでレースを続ける佐藤万璃音。第6回目は、イタリアでのトレーニング模様をお届けする。

■アロンソのトレーナーが営むジム

 レーシング・ドライバーにとって、大事な仕事のひとつが普段からのフィジカル・トレーニング。しかし、人口12万人程度に過ぎないイタリア中部の田舎町フォルリに住む佐藤万璃音にとって、果たして適当な施設などあるのだろうか? という疑問が湧く。

「その点は問題ありません。昨年までは、ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)のファクトリーに併設された、フィジオロジー・センター(FISIOLOGY CENTER)へ通っていました。フェルナンド・アロンソさんのフィジオを務める、ファブリッツィオ・ボッラさんが運営に関わっているジムです」

今年から万璃音の面倒を見ているフィジオのジョゼ
今年から万璃音の面倒を見ているフィジオのジョゼ

ジョゼの部屋に飾られたレース関係の品々
ジョゼの部屋に飾られたレース関係の品々

「ただ、フィジオロジー・センターには常駐の担当者が居ないので、今年からはフォルリ市街にあるドライバー・プログラム・センター(DRIVER PROGRAM CENTER)へ通い始めました。いまはイタリアFIA-F4をVSRで戦っているチームメイトとふたりで、時間の許す限り足を運んで身体をいじめています」

「お世話になっているドライバーの多くがイタリア人ですが、有名どころではポーランド人F1ドライバーのロバート・クビサも通っていました。フォーミュラ、GT、プロトタイプなど、カテゴリーを問わず多くのドライバーがここで面倒を見てもらっています。フィジカル・トレーニング、メンタル・トレーニング、フィジオセラピー、さらにはサーキットでのケアも万全なのでありがたいですね」

 という話の流れで、万璃音や彼のチームメイトと一緒にドライバー・プログラム・センターへ。

ドライバー・プログラム・センターの看板
ドライバー・プログラム・センターの看板

■「少しウザイ(汗)」と漏らすほど厳しいメニュー


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