そしてトニー・カナーンは、「インディカーでの最初の表彰台が1998年のラグナセカ。あそこには良い思い出しかない。素晴らしいコースでまたレースができるは楽しみ。ソノマもとても良いコースなので、できれば両方でレースが開催されて欲しかったけれど……」と語った。
ラグナセカ復帰をいちばん喜んでいるのはアレクサンダー・ロッシかもしれない。カリフォルニア出身の彼は、「ラグナセカのカレンダー入りは凄く嬉しい。僕がオープンホイールレースにのめり込むことになったコースだからね。子供の頃、8年続けて父親にレースを見に連れて行ってもらった。そこで来年は自分がインディカーのレースができるなんて最高だ」と興奮気味に話した。
もう一つの追加コース、COTAもインディカーと複数年契約を結んだ模様。4年契約とも言われている。F1グランプリ開催コースでインディカーも行う例は非常に珍しい。今のインディカーならF1に対抗するスピードはないので問題なしということかもしれない。
新たなコースが加わったインディカー・シリーズ。2019年シーズンも激しいバトルが繰り広げられることだろう。
■インディカー開幕戦は3月10日に
ここ数年と同じく3月上旬に開幕戦はセント・ピーターズバーグで開催。COTAは3月24日の第2戦にスケジュール。5月は11日にインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコース、そして26日にインディ500が開催。そして、9月22日にラグナセカで最終戦を迎えるスケジュールとなった。
■インディカー・シリーズ2019年カレンダー
Round | Date | Circuit | Type |
---|---|---|---|
第1戦 | 3月10日 | セント・ピーターズバーグ | ストリート |
第2戦 | 3月24日 | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ | ロードコース |
第3戦 | 4月7日 | バーバー・モータースポーツパーク | ロードコース |
第4戦 | 4月14日 | ロングビーチ | ストリート |
第5戦 | 5月11日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ | ロードコース |
第6戦 | 5月26日 | 第103回インディアナポリス500マイルレース | オーバル |
第7戦 | 6月1日 | デトロイト | ストリート |
第8戦 | 6月2日 | デトロイト | ストリート |
第9戦 | 6月8日 | テキサス・モータースピードウェイ | オーバル |
第10戦 | 6月23日 | ロード・アメリカ | ロードコース |
第11戦 | 7月14日 | トロント | ストリート |
第12戦 | 7月20日 | アイオワ・スピードウェイ | オーバル |
第13戦 | 7月28日 | ミド・オハイオ・スポーツカーコース | ロードコース |
第14戦 | 8月18日 | ポコノ・レースウェイ | オーバル |
第15戦 | 8月24日 | ゲートウェイ・モータースポーツパーク | オーバル |
第16戦 | 9月1日 | ポートランド・インターナショナル・レースウェイ | ロードコース |
第17戦 | 9月22日 | ラグナセカ | ロードコース |
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