そのシムズに続いたのは、テスト後に「クルマとシステムを理解するには、まだまだたくさんやることがある」と語ったベルニュ。トップと0.462秒差の3番手にはミッチ・エバンス(パナソニック・ジャガー・レーシング)が入り、ジャガーが今テスト中初めてのトップ3入りを果たしている。

 4番手は午前中に2番手タイムをマークしたウェーレイン。5番手にはマキシミリアン・ギュンター(ジェオックス・ドラゴン)がつけ、ここまでが1分17秒台のタイムを記録した。

 ルノーに代わり2018/19年のシーズン5からフォーミュラEに参戦するニッサン・e.ダムスは、“エース”のセバスチャン・ブエミが午前中7番手、午後は9番手という結果に。

 また、アレックス・アルボンに代わってチームに加わったオリバー・ローランドは、この日初めて『ニッサンIM01』をドライブ。午前中はマシントラブルによって走れない時間帯もあったなかで15番手タイムを記録すると、49周をラップした午後は1分20秒416をマークして18番手となっている。

 次世代シャシー“Gen2”の導入をはじめ、乗り換えの撤廃、レースフォーマットの変更といったさまざまな改革が盛り込まれたフォーミュラEのシーズン5は、12月15日、サウジアラビアの首都リヤド郊外で開催されるディルイーヤE-Prixで幕を開ける。

ウエットコンディションで速さをみせたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW i アンドレッティ・モータースポート)
ウエットコンディションで速さをみせたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW i アンドレッティ・モータースポート)
セバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)
セバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)
アントニオ・フォコ(ジェオックス・ドラゴン)
アントニオ・フォコ(ジェオックス・ドラゴン)
フェリペ・マッサ(ベンチュリ・フォーミュラEチーム)
フェリペ・マッサ(ベンチュリ・フォーミュラEチーム)
午前、午後ともに2番手タイムを出したジャン-エリック・ベルニュ(DSテチーター)
午前、午後ともに2番手タイムを出したジャン-エリック・ベルニュ(DSテチーター)
ガレージからコース状況を窺うホセ-マリア・ロペス(ジェオックス・ドラゴン)
ガレージからコース状況を窺うホセ-マリア・ロペス(ジェオックス・ドラゴン)
トム・ディルマン(NIOフォーミュラEチーム)とネルソン・ピケJr.(パナソニック・ジャガー・レーシング)
トム・ディルマン(NIOフォーミュラEチーム)とネルソン・ピケJr.(パナソニック・ジャガー・レーシング)

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