日本での1シーズンを経てふたたびドイツに戻ったアウアーは、ステアリングを握る機会こそなかったものの「BMWでの初仕事は楽しかった」と、モンツァ・テストでのデビューに向け期待を込めた。

「僕にとっても非常に興味深いテストだった。BMWでのすべてのプロセスを見ることができたし、チームの全員と知り合いになることもできた。今から、BMW M4 DTMのハンドルを握ることになるだろうモンツァが心から楽しみだよ」

 新加入メンバーのもうひとり、南アフリカ出身のアバディーンも「このバレルンガでの経験は大きな学びになった」とコメントした。

「このテストでの僕の役割は、すべてを観察し、チームを知り、物事がどのように進み、動作し、遂行されているか。その機能を知ることだった。それらの情報を収集できたのは、僕にとって本当に貴重な経験になったよ」

 一方、アウディスポーツもチャンピオンカーのRS5 DTMを持ち込み、王者レネ・ラストとマイク・ロッケンフェラーがマシンをシェアして走行。BMWに迫る451周、1842kmの走行距離を記録した。

 アウディスポーツのDTMプロジェクト・マネージャーであるアンドレ・ルースも、BMW同様に「アウディにとって非常にポジティブなテストになった」と振り返っている。

「我々としても再び多くのテストマイレージを稼ぐことができたので、ここで得られたデータや知見を詳細に分析し、新たなシーズンに向け最善を尽くしていきたい」

 両陣営は、続く3月16~18日にかけてシリーズを運営するITR主催のオフシーズン合同テストでふたたびイタリアへと戻り、モンツァに集結。BMWモータースポーツ、アウディスポーツともに2020年シートを確保したレギュラードライバー勢が参加する予定となっている。

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