ロゼンクビストとベルニュの差は周回を重ねるごとに縮まり、約2秒差まで接近。その後方のブエミはトップ2台よりもさらに速いペースで走行し、じわじわとギャップを縮める。

 ベルニュは追撃の手を緩めずロゼンクビストにプレッシャーを与えるが、22周目にドライブスルーペナルティの裁定が下る。ベルニュはピットレーンのスピード違反を犯しており、審議対象となっていたのだ。このペナルティにより、ベルニュは優勝争いから完全に脱落してしまった。

 ベルニュのペナルティにより2番手に浮上したブエミは、これを好機と見た様子で、猛プッシュを開始。対象的にロゼンクビストはペースが落ち始め、ふたりの差は一気に縮まりテール・トゥ・ノーズに。ロゼンクビストも初優勝を逃すまいと防戦するが、27周目のターン1でブエミがロゼンクビストの隙を突きトップを奪う。

 トップに浮上したブエミは後続との差を一気に広げトップの座を確立する。一方、勢いを失ったロゼンクビストはバードにもオーバーテイクを許し3番手にドロップしてしまった。その争いを尻目に、トップのブエミは危なげなくチェッカーまでマシンを運び逆転勝利を飾った。

 トップチェッカーを受けたブエミは「ロゼンクビストとは異なる作戦をチョイスし得た勝利だ。最初のスティントでエネルギーをセーブして、ピットインを1周遅らせたことで、後半のスティントをハイペースで走ることができたんだ」とコメント。グリッド降格の不運を乗り越え、開幕2連勝を達成した。

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