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 今回のテストではミッドシップカーがトップ4のポジションを独占したが、トップ10の残りの多くはメルセデスAMG GT3勢によって構成されている。これに該当するのはアウアー、ミカエル・グルニエと僚友のマーロ・エンゲル(メルセデスAMG・チーム・グループMレーシング)、そして前年王者のマキシミリアン・ゲーツ(メルセデスAMG・チーム・ウィンワード・レーシング)だ。

 彼らの後方には火曜午後に自己ベストを出した元王者マルコ・ウィットマンが続き、新型M4 GT3を走らせるBMW陣営の最上位につけた。トップ10最後のひとりは1986年のシリーズ王者の長男で、ウィットマンから1000分の2秒おくれの1分39秒119をマークした“DTMルーキー”ニッキー・ティーム(ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo/T3モータースポーツ)となっている。

 今季、シリーズに初参戦するポルシェ勢はトップ10に入ることができず。1分39秒532というタイムを設定したローレンス・ファントール(ポルシェ911 GT3 R/SSRパフォーマンス)が総合17番手、チームメイトのデニス・オルセンは総合19番手につけた。

 ABBフォーミュラE世界選手権との日程重複により開幕戦ポルティマオを欠場するニック・キャシディ(フェラーリ488 GT3 Evo/レッドブル・アルファタウリ・AFコルセ)は総合23番手でテストを終えている。

 ホッケンハイムでのプレシーズンテストを終えたDTMは、4月30日から5月1日にかけて開催される2022年オープニングラウンドのためにポルトガルに移動する。

ニック・キャシディとセバスチャン・ローブが共有する37号車フェラーリ488 GT3 Evo(レッドブル・アルファタウリ・AFコルセ)
ニック・キャシディとセバスチャン・ローブが共有する37号車フェラーリ488 GT3 Evo(レッドブル・アルファタウリ・AFコルセ)
DTMを運営するITR GmbHのゲルハルト・ベルガー代表(左)と元WRC9連覇王者のセバスチャン・ローブ(右)
DTMを運営するITR GmbHのゲルハルト・ベルガー代表(左)と元WRC9連覇王者のセバスチャン・ローブ(右)
2022年のDTMはメルセデスAMG、アウディ、BMW、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニの計6社が参戦する
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