私、川村和希は、2月26日〜2月28日に岡山国際サーキットにて行われた、F4西日本シリーズ第1戦に参戦してきました。

開催名称・F4西日本シリーズ第1戦(開幕戦)
日程・2月26日〜2月28日
場所・岡山国際サーキット
参加者・川村和希
ゼッケン・56
メンテナンスガレージ・マースモータースポーツ

昨年より、割と暖かい気温の中、昨年と同様2月の終わりに、F4西日本シリーズが開幕しました。このレースウィークの2月27日は、私の二十歳の誕生日でもあり、バースデイレースとは一日違いでしたが、バースデイレースウィークとなりました。天候も、この季節はどうしてもあまり安定してくれず、雨が降ったり、晴れたりと、天気の悪戯に翻弄される週末になってしまいました。

2月26日 (金) フリー走行
今年から、F4のレギュレーション(車のルール)に変更があり、私たちの車も、それに合わせ、バージョンアップをして開幕戦をむかえました。しかし、このレースウィークの前の週のテスト中に、自分のミスから、今年仕様のエンジンを壊すという最悪のハプニングを起こしてしまい、急遽、戸田レーシング様からレンタルエンジンをお借りしての出場になりました。金曜日は、天気予報通り、朝から雨がパラつく天気となり、時折強い雨にもなるような天気でした。この日は、全5セッションありました。マシンのバージョンアップに伴い、まだ、セットアップ等の良いバランスが見つけられていなかったので、各セッションを使い、マシンのセットアップを進めていきました。しかし、3セッション目で、コースオフしてしまい、その時に、バリアに接触してしまいました。これから、という時だったのですが、リアのウイングなどが破損してしまい、この日の走行は、終了してしまいました。

フリー走行・1'53'6

2月27日 (土) フリー走行
この日は、昨日とは打って変わって、朝から、晴れ間が見られる天気となりました。昨日のクラッシュで、少し流れが離れて行っている気がしたので、この日は、また流れを引き戻すため、普段よりいっそう気を引き締めて走行するよう心掛けました。この日は、全3セッションで、朝の最初のセッションだけ、少しコース上に雨が残りましたが、その後は、全てドライの走行することができました。この日も引き続きセットアップを進める事になりました。と同時に、自分自身のドライビングの感覚とタイミングを再確認しながらの走行をしました。この日の最後には、ドライの走行でだいぶセットアップも進み、自分の感覚とも、だいぶマッチングしてこられました。トップとはまだ、ちょっとタイム差がありましたが、予選に向けて、光が見えてきた感じになりました。良い誕生日を迎えられた感じでした。

フリー走行・1'33'2

2月28日 (日) 予選・決勝
予選
朝起きてみたら、夜中に雨が降っていたらしく、空の天気は悪くなかったのですが、路面が濡れている状況でした。気温も今週末で一番寒いくらいの気温でした。予選は9時過ぎからのスタートでしたが、日が出ているのに対し、路面が思いのほか乾かない状況でした。気温があまり上がらなかったのが原因だと思われます。こういう場面では、タイヤ選択が一番迷ってしまいます。ドライタイヤで行くべきか?ウェットタイヤで行くべきか?・・・しかし、そうは言っていても予選の時間は刻々と迫ってきます。チームによっては早々にウェットタイヤを履いて、ピットロード出口に車を並べているチームもいました。しかし、私たちはギリギリまで、選択を待ちました。・・・結果ドライタイヤをチョイスしました。路面は明らかに乾いている方向に向かっていたので、予選の最後の周にタイムを出すことに賭け、ドライタイヤを選択しました。ドライタイヤを選択しているチームは、他にはいなく、後はみなウェットタイヤを選択していました。いざコースイン!予選がスタートします。やはり想像していた通り、コース上は乾きかけていましたが、まだ濡れているところが目立ちました。しかし、15分間の予選で、15分後の路面を予測したところ、ドライタイヤをチョイスいたことに間違いはなかったと確信を持つこともできました。最初の頃は、まだタイムアタックができる状況ではなかったので、タイヤを温めるように走行します。勝負は後半だ・・・。そう自分に言い聞かせます。そして、残り6分くらいになった頃から、乾いている場所が目立ち始めたので、アタックをかけ始めます。グリップ感もすごく出てきていたので、「これはいける!」と思った周のヘアピンでした。ヘアピンのブレーキングで、ブレーキロックをしてしまい、一瞬で車がスピン、内側のコンクリートウォールに接触してしまいました。せっかく乾き始め、これからという時に、またしても自分のミスで、せっかくのチャンスを棒に振ってしまいました。勝負は後半だ!と自分でもわかっていたのに、このようなミスをしてしまう甘さが、自分に対して、憎いほど悔しさとして残りました。結局タイムは、トップから、約4秒遅れで、最下位でした。それよりも、クラッシュ具合がひどく、決勝に出られるか?という状況になってしまいました。

予選・1'44'1  12位

決勝
予選で、クラッシュしてしまい、一時は決勝を棄権するしかないという状況でしたが、メカニックさんはじめ、いろいろな方のお力で、なんとか、決勝までに、修復が完了し、決勝レースを走る事が出来るようになりました。ご協力して下さった皆様本当にありがとうございました! 自分の中でも、クラッシュしたことに対しての、気持ちにケリをつけ、決勝レースに集中しました。最下位からのスタートでしたが、出場台数は12台だったので、15周ある決勝レース、まだまだ自分にもチャンスは残っていると思い、コースイン、決勝グリッドに車を止めました。昨年も、開幕戦岡山国際サーキットで、予選10番手だったので、台数こそ違いましたが、因縁めいたものを感じます。フォーメーションラップでしっかり、タイヤを温めて、グリッドに停止。
レッドシグナル が点灯・・・・消灯! いざ決勝レース スタート! スタートの瞬間クラッチミートをミスしてしまい、出遅れる形で、1コーナーに進入します。前方で接触する車があり、2台をパスして、1コーナーをクリアします。その後、マシントラブルで他のマシンがストップし、9位で1周目をクリアします。2周目の1コーナーで、前の車が、バランスを崩し、その隙をついて、ひとつ順位を上げ、8位になります。そして、同周のヘアピンで、ひとつ前の車の後ろに張り付き、抜きにかかります。オーバーテイク成功!またひとつ順位を上げ、7位に上がります。まだ、序盤の順位が安定してない時がチャンスだ!と思い、必死に前へ食らいついていきます! 昨年は、序盤で順位を上げてくるという事が出来なかったので、ここで今年の成長と感じました。次に前の選手が目の前まで来ていたので、照準を定めます。3周目のダブルヘアピンで前の選手にオーバーテイクをしかけ、また一つ順位を上げ、6位になります。その後は、順位も膠着し始め、5位の選手が前にいたのですが、抜き去るまではできませんでした。そうしているうちに、1周目に1コーナーでスピンをしていた選手が、ペースを上げてきて、自分と5位の選手を抜き順位を奪われます。7位に順位を下げてしまいました。前の選手との差が、なかなか埋まらない状況で、ラスト3周になります。前の選手のペースが少しずつ落ちているのが見えていたので、この周のヘアピンで勝負に出ます。前の選手も私の、ラインを消しにかかりますが、内側後1車身のところに飛び込みオーバーテイク!6位に順位を上げます! そして、そのまま6位入賞でチェッカーを受けました。

決勝・1'33'4 6位

今回のレースウィークは、良い事、悪い事、様々な事がありました。良い面では、自分のメンタル面の向上をすごく実感することができました。悪い面では、流れを手放してしまうようなミスを犯してしまう自分の甘さが目立ちました。せっかく、速さ、レースでの力強さが身に付いてきているからこそ、その小さなミスで、流れが断ち切ってしまったり、チャンスを手放してしまったり、とてももったいなくなっていると感じました。しかし、一時は最下位とどん底まで、落ちてしまっても、自分の力入賞まで、引き上げられる力がついたことは純粋に自信にすることができました。技術面に関しては、まだまだ操作が荒い事、セットアップの能力をもっとつける事が課題として、残ったと思います。

ご支援・ご声援下さいました皆様、ありがとうございました。なんとか、今年の初ポイントを取る事ができ、ここで勢いをつけて、今シーズンも頑張っていこうと思います。次回のレースは、3月7日にツインリンクもてぎでF4東日本シリーズ第1戦になります。次のレースでも、しっかりポイントを取り、F4初表彰台、F4初優勝を目指し、頑張っていこうと思います。これからも精一杯頑張りますので、川村和希の応援を宜しくお願い致します。

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