全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦もてぎで優勝を飾ったジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ（TEAM IMPUL）、2位のアンドレ・ロッテラー（PETRONAS TOM'S）、3位の中嶋一貴（PETRONAS TOM'S）が今日のレースについて語った。

優勝
ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ（TEAM IMPUL）
「今日はタフなレースでした。まず、暑さの面があり、それとスタートからずっと続いたアンドレとのバトルですね。ずっと予選のような走りをしていましたし、ミスが許されないレースでした。そんなレースで優勝することができ、今は最高の気分です。アンドレとの戦いという点で、走りながら昨年のオートポリスのレースを思い出していました。これまでクルマのスピードはあるということはわかっていたのですが、新しいレギュレーションに合わせ込むのに少し時間がかかっていただけで、その部分についてはトムスチームの方が有利だったのだと思います。僕たちにとっては、このもてぎでの第4戦に向けて準備をしていたような感覚がありますね。ここで予定どおり優勝することができたので、このあとのレースもうまくいくと思っています。この場を借りて、星野監督とチームのみんなに感謝したいと思います」

2位
アンドレ・ロッテラー（PETRONAS TOM'S）
「まずはJPにおめでとうと言いたいですね。今日は素晴らしいレースだったと思います。今日はスタートからプッシュしていかなければならないと思っていました。スタートでJPが一瞬ミスしたように見えたのですが、そのあと僕もミスしてしまい、抜くことはできませんでした。コース状況に合わせて走るということができるまでに少し時間がかかってしまい、その上JPはレースの前半にとても速かったので、ついていくことができませんでした。ピットストップをしてからはチャンスがあると思っていたのですが、前を走っていた山本選手が青旗が出ているのに譲ってくれず、それが10周ほど続いてしまい、タイムを失ってしまいました。レースの最後の方ではJPとペースは同じくらいだったので、なかなか追いつくことができませんでした。今日はできる限りのことはしたと思っているので、自分としては満足しています。コンペティティブなレースで、とてもタフなレースだったと思います」

3位
中嶋一貴（PETRONAS TOM'S）
「スタートは前回よりは良かったと思います（笑）。伊沢選手のスタートがすごく良かったのですが、ダンデライアンのふたりが競っている中で伊沢選手の前に出られたのは自分のレースの中では大きかったと思います。クルマが重い状況で塚越選手の前に出るという作戦もうまくいきました。前のふたりとは違うストラテジーを取ったことで、ふたりには離されてしまったので、その点は今後に向けての課題になるかなと思います。全体的には悪い方にも転がりかねない展開だったので、そんな中で表彰台に上がれたというのは大きな成果だったと思います。ただ、ポイントのマージンはなくなってしまったので、JPとアンドレは速いですが、予選から上位に行けるように頑張りたいと思います」

●この他の選手のコメントは……
　携帯サイト『モータースポーツチャンネル』に最速掲載中！

●モータースポーツチャンネルへのアクセスは……
i-mode：メニューリスト→スポーツ→MOTORSPORT CHANNEL
EZweb：EZメニュー→au one→カテゴリ検索→スポーツ・レジャー→車・バイク→MOTORSPORT CHANNEL
Yahoo! KEITAI：メニューリスト→スポーツ→F1・モータースポーツ→MOTORSPORT CHANNEL