KYGNUS SUNOCO Team LeMans
2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ
#8 Team KYGNUS SUNOCO
第7戦レースレポート(速報)
開催日
予選:2013年11月09日(土)
決勝:2013年11月10日(日)
順位
レース1:予選:14位/ 決勝:リタイア
レース2:予選:12位/ 決勝:5位
シリーズランキング
ロイック・デュバル: 3位/31ポイント(今回–)
アンドレア・カルダレッリ:13位/4ポイント(今回2)
チーム(#7+#8) : 2位/42ポイント(今回4+2)
サーキット
鈴鹿サーキット(1周5.807km)
決勝周回数
レース1:20周(116.14km)
レース2:28周(162.60km)
ドライバー
アンドレア・カルダレッリ
■難しいコンディションの中、レース2を果敢に攻めて5位獲得!
2013年シリーズもいよいよ最終戦。開幕同様鈴鹿で第7戦を迎えた。前戦菅生で優勝した8号車、今回は開幕戦以来のアンドレア・カルダレッリ選手がドライブした。ロイック選手が仕上げた車両で上位入賞を期待し鈴鹿に臨んだ。
予選(天気:曇りのち晴れ/ コース:ドライ)
今回は2レース制で行われるため、予選はQ1結果がレース1、Q1~Q3結果がレース2のスターティンググリッドとなる。アンドレア選手はQ1は1分38秒969で14位となりQ2に進出、Q2では1分38秒566で12位となりレースグリッドが確定する。
決勝レース1(天気:雨/ コース:ウェット)
視界を奪われるほど激しい水煙の上がるコンディションの中、アンドレア選手は3台の車両を抜く素晴らしいスタートを決めるが、1コーナーで他車と接触しコースアウト、リタイアとなってしまう。ウォームアップ走行でも調子が良く、スタートでも順位を上げていただけに惜しまれる結果となった。1位16号車、2位31号車、3位19号車。
決勝レース2(天気:曇りのち雨/ コース:ウェット→ドライ→ウェット)
雨は止んでいたが、コース上はウェットコンディションのため多くの選手と同様、アンドレア選手はスタートをウェットタイヤで臨んだ。スタートを問題なく決め1周を終えた時点でドライタイヤで可能と判断し、このタイミングで規定のピットインを行いドライタイヤに交換。
11位で復帰すると早くも前を行く41号車をオーバーテイク、更に9周目に20号車に対しピットレーンの速度違反ペナルティが科せられ、アンドレア選手は9位に浮上。ここから4秒先を行く32号車への猛追を開始する。11周目に1コーナーでピットアウト後のまだタイヤが温まっていない7号車をオーバーテイクし8位に、更に12周目には同じく1コーナーでピットアウト直後の2号車をオーバーテイクし7位に上がる。前を行く車両は依然32号車でアンドレア選手は毎周着実に差を縮めており20周目には1秒以内にまで迫っていた。この周に暫定トップであった38号車が規定ピットインしたため6位に浮上。
23周目あたりから所々?小が降り始め、27周目に19号車のコースアウトにより5位に浮上。その直後からドライタイヤでは厳しい状況になるほどの雨となる。そしてこの周に7号車に抜かれ6位となるが、暫定2位の39号車が規定ピットインしたため5位に戻り、その後は粘り強く8号車を追うものの惜しくも届かず5位でゴール。1位1号車、2位32号車、3位16号車
アンドレア・カルダレッリ選手のコメント
レース1は1コーナーでレースが終わってしまい、アンラッキーでした。とても良いスタートで3台は抜きましたが全く前が見えない中、目前に突然他車が現れ……とっさにステアリングを切りましたが、接触は避けられませんでした。ウェットレースには自身がありウォームアップでマシンの調子が良かっただけに残念な結果です。レース2は良いレースとなりました。タイヤを1ラップ目で交換したので、後半は本当に厳しく又、雨でとても滑り易くなりましたが、そこまではとても速いペースでドライビングすることが出来ました。車両を全力で直してくれたメカニックに感謝しています。そして、この最終戦でKYGNUSSUNOCO Team LeMansのチームランキング2位が確定し、私も貢献出来たことを嬉しく思っています。沢山の応援を有難うございました!
土沼監督のコメント
アンドレアは第1戦鈴鹿以来のドライブということで心配しましたが、朝の練習走行では5位のタイムを出すなど好調なところを見せてくれました。レース1はアンラッキーなクラッシュで残念でしたが、レース2では実力を発揮してくれて5位に入りチームランキング2位に貢献してくれました。ロイックの代打とはいえ、良くやってくれました。また一緒にに戦いたいドライバーの一人ですね。
