スーパー耐久機構(S.T.O.)は13日、2012年のカレンダーを発表した。GT3車両を中心にユニークなシステムが採用されたほか、オートポリスが初めてカレンダーに名を連ねている。

 今季、アウディR8 LMSが参戦し、新たなカテゴリーとして“ST-X”を加えたスーパー耐久。来季はそのST-Xクラスの名称が変わり、クラス名称も“GT3”としてリニューアル。日本独自の性能調整は課さずにGT3本来の性能を存分に発揮できるよう運用するほか、一切のテスト制限、他カテゴリー/他国開催のレースへの参加制限はなく、チームがグローバルレギュレーションの目的と特徴を効果的に活用できるレギュレーションを設定するという。

 そのGT3クラスは、ユニークな試みとして、第4戦を2レースのうちから選択できるシステムが採用されている。ひとつは、岡山国際サーキットでのレース。こちらはこれまでのST1〜ST5もともに参戦するレース。もうひとつは、マレーシアで毎年行われているメルデカ・ミレニアム12時間レースに参戦しても、第4戦としてカウントされる。これはGT3のみに適用されるもので、メルデカ・ミレニアムが国際的なGT3耐久レースとして認知されており、こちらへの参戦希望チームにも配慮した形と言えるだろう。

 また、東日本大震災の影響で、仙台ハイランドが2012年の開催を見合わせ。それに代わって、オートポリスがスーパー耐久のカレンダーに加わることになった。また、今回発表されたカレンダー以外にも、スペシャルステージとして海外交流イベントを計画しているという。

本日のレースクイーン

Julieじゅり
2025年 / スーパー耐久
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