スーパーGT第2戦岡山は4日、82周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたウイダーHSV-010が最後までトップを守りきり完勝! ホンダHSV-010 GTに嬉しい初勝利をプレゼントした。2位はZENT CERUMO SC430、3位にはPETRONAS TOM'S SC430が入った。GT300クラスはアップスタートMOLA Zが優勝した。
快晴に恵まれたスーパーGT第2戦岡山。午前中に比べかなり気温・路面温度とも上昇し、スタート直前の気温は16度、路面温度は26度。朝の走行でトラブルが発生したCOROLLA Axio apr GTがなんとかピットスタートに間に合わせた。triple a Vantage GT2はいったんピットに戻され、遅れてスタートしている。
迎えたスタート。GT500、GT300ともにクリーンなスタートが切られ、ポールスタートのウイダーHSV-010が後続を突き放しにかかる。後方では、6番手を走行していたMOTUL AUTECH GT-Rのペースが上がらず、後方に長い渋滞が。しかし、7周目の1コーナーで直後にいたPETRONAS TOM'S SC430がMOTULをパス! 6番手に上がる。波に乗るPETRONASは10周目には5番手ENEOS SC430を、12周目にはMJ KRAFT SC430をパスし4番手まで上がる。PETRONASにパスされたMOTUL GT-Rは、少しずつポジションを落とした上に、16周目のバックストレートでEPSON HSV-010と接触、スピン! クラッシュして痛い無得点となってしまった。
一方、トップのウイダーHSV-010には少しずつ2番手のZENT CERUMO SC430が接近。しばらくは接近戦が展開される。また、カルソニックIMPUL GT-Rを先頭とした4台による3番手争い、HIS ADVAN KONDO GT-RとRAYBRIG HSV-010の10番手争いなど、GT300をからめて白熱の序盤戦となった。
GT500勢では、36周目にEPSON、37周目にDENSO DUNLOP SARD SC430とHIS GT-Rと、ダンロップ勢、ヨコハマ勢が早めのピットイン。ブリヂストン勢は42周目のカルソニックIMPUL GT-Rを先頭に各車作業を行うが、この中で素早い作業を行ったのがPETRONAS。ZENTの前でピットアウトし、2番手に浮上。さらに、MJ SC430もさらにそれを上回る作業でピットアウトするが、ピットアウト後のMJ SC430はペースが上がらず次々に抜かれてしまい、さらに接触でペナルティをとられてしまった。
各車ルーティンストップを終えた後、トップを守ったウイダーHSV-010を先頭にPETRONAS、ZENT、カルソニックという順位に。終盤、ウイダーは後続に10秒近いリードを築くが、2番手争い3台が接近し、熾烈な戦いに。PETRONASとZENTはテール・トゥ・ノーズの戦いを展開したが、79周目のアトウッドコーナーでGT300マシンをPETRONASが外から抜こうとした際に、ZENTがインへマシンを向けそのまま2台をパス! ウイダーがトップ、ZENTが2番手という順位になった。
結局、トップのウイダーHSV-010はそのままリードを守りきり、ホンダHSV-010 GTが嬉しい初勝利を達成! 2位はZENT CERUMO SC430、そして3位はカルソニックIMPUL GT-Rの攻勢を防ぎきったPETRONAS TOM'S SC430となった。カルソニックがGT-R勢最上位の4位となっている。
GT300クラスは、スタートからポールスタートの#86 JLOCランボルギーニRG-3が逃げ、それをアップスタートMOLA Zが追う展開。後方からは、開幕戦ウイナーのM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7が猛追をみせて前に迫る。M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7は、36周目にはついにアップスタートMOLA Zまでも抜き去り2番手まで上がってみせた。
ルーティンストップでは、トップの#86号車ランボルギーニは1分近い時間を要してしまい後退。一方のM7雨宮SGC 7は、お家芸のタイヤ無交換作戦を敢行し、一気にトップへ! このまままたも逃げ切るかと思われたが、55周目のパイパーコーナーでなんとM7雨宮SGC 7はコースオフ。タイヤバリアに刺さってしまい、これでトップにはアップスタートMOLA Zが再浮上。好調なペースで走るアップル・K-one・紫電が2番手となった。
終盤、3番手にはHANKOOK PORSCHEが立つが、この後方に5台もが連なり大混戦に。これを最初に抜け出したHASEMI SPORT TOMICA Zが3番手に。さらに、関口雄飛がアグレッシブな走りをみせこれに続く。
アップスタートMOLA Zは、阿部翼がリードを守りきりトップでチェッカー! 開幕戦の2位に続く好結果に。2位はアップル・K-one・紫電で濱口弘は2戦目で初表彰台を獲得。3位はHASEMI SPORT TOMICA Zで、GT300クラスはニッサン勢が1-3フィニッシュとなった。
