スーパーフォーミュラ 2015年 第4戦 もてぎ 予選
石浦宏明が今季2度目のポールポジションを獲得!
SFでもてぎ初走行の小林可夢偉が3番手グリッド
8月22日(土)ツインリンクもてぎでスーパーフォーミュラ第4戦の予選が行われ、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が今季2度目のポールポジションを獲得。小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が3番手につけた。
午前中のフリー走行でセッティングを詰めた各車は、午後1時15分から、ノックアウト方式の予選Q1に臨んだ。空は雲が覆っているが路面はドライ。気温31度、路面温度34度というコンディションながら、湿度が高く、非常に蒸し暑い中での予選となった。
Q1(20分間)はセッション開始と共に全車コースインし、まず中古タイヤでタイムを出すことに。タイムを出した全車は、一旦ピットへ戻り、残り7分くらいから新品タイヤで再びコースへ。充分にタイヤを温め、残り3分あたりから各車アタックを開始、めまぐるしくタイムが塗り替えられ、順位が入れ替わっていった。
そんな中、アタックに入ろうとしたジェームス・ロシター(KONDO RACING)が突然シフト系のトラブルに見舞われスローダウン。そのままピットへ戻り、このセッションは最下位となってしまった。チームメイトのウィリアム・ブラー(KONDO RACING)もタイムを伸ばせず、17番手。午前中のフリー走行でステアリング系のトラブルに見舞われ走行出来なかった中山雄一(KCMG)もセッティングを詰め切れず18番手でQ1敗退となった。
このQ1では、もてぎではあまり走行経験がなく、午前中のフリー走行でもタイムが伸び悩んだため、大きくセッティングを変更して予選に臨んだ小林がトップタイムをマークした。
Q2(7分間)開始時には太陽も顔を出し、路面温度も急上昇する中、僅差のアタック合戦が展開。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)、小林らが0.1秒以内の僅差の上位争いを繰り広げる中、好調な石浦がファイナルラップにタイムを塗り替えトップに。
上位8台が0.25秒という僅差の予選となり、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が10番手。やはり午前中のフリー走行でシフト系トラブルに見舞われ、終盤僅かな走行しか出来なかった国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が12番手で無念のQ2敗退となった。
Q3(7分間)では、ロッテラーとオリベイラ、アンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL)がスタート前からピットロードに車両を並べ、ロッテラーを先陣にコースイン。小林が最後にコースへ向かった。
まずロッテラーがトップタイムをマークするが、その直後にオリベイラがこれを塗り替えトップへ。中嶋一貴は最終コーナーで僅かに挙動を乱したものの、この時点での2番手タイムをマーク。
セッション終盤に入るとホンダ勢の野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がこれまでのタイムを大きく上回る1分32秒台に。しかし、ここで好調石浦が野尻のタイムを100分の2秒上回る驚速タイムをマーク。
その後は小林がオリベイラのタイムを上回り32秒台に入れたものの、上位2台には届かず。石浦が第2戦岡山に続き今季2度目となるポールポジションを獲得した。
小林が3番手、オリベイラ4番手、中嶋一貴5番手、カルダレッリ6番手、ロッテラーは7番手から明日の決勝に臨むこととなった。
P.MU/CERUMO・INGING 38号車 ドライバー 石浦宏明:
「朝のフリー走行では、各車様々なコンディションのタイヤで走っていたため、自分の正確なポジションがわからなかった。走り出しのデータを見る限り、朝の時点では、タイムこそ2番手ながらも状況的には負けている印象だった。予選までにエンジニアと話し合ってセットアップを変えたところ、Q1の最初は中古タイヤでトップタイムをマーク出来た。しかし、ニュータイヤを履いてアタックしたら6番手と、ちょっとまずいかなと思ったが、予選が進むにつれ、クルマの感触は良くなって来たので、Q3でタイムを上げる自信はあった。もてぎは、4つのセクター全てをまとめるのが非常に難しいが、今日のQ3は全て上手くいった」
KYGNUS SUNOCO Team LeMans 8号車 ドライバー 小林可夢偉:
「朝のフリー走行の時点では、僕はQ1にも残れないだろうと思っていたので、自分がここ(予選トップ3記者会見)にいることが信じられない。フリー走行の後、自分が悪いのかクルマが悪いのか、とりあえずセッティングをがらりと変えてみたら、このポジションにつけられた。フリー走行ではどのラインが良いのか色々試した。何度走ってもタイムが良くないので、自分があまりにも別次元にいたのかと思ったが、良いタイヤを履いてセッティングも良くなり、100%ではないにせよクルマの満足度が朝より上がったので良かった。ばたばたはしたが、チームの皆が頑張ってくれた結果だと思う」
