2014.08.31
NISSAN MOTORSPORTS

連続2位表彰台の#23 MOTUL AUTECH GT-R、選手権首位に
SUPER GT第6戦 レースレポート

8月31日 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
 8月31日(日)に鈴鹿サーキットでSUPER GT第6戦鈴鹿1000kmレースが行われ、予選3位からスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は粘りの走りで2位表彰台に上がり、選手権ポイントランキング首位に躍り出ました。

 決勝レースは午後12時24分にスタート。3番グリッドからレースをスタートした#23 GT-Rは、クインタレッリがトップグループから離されないように間合いを見ながら周回。一時#8 NSX-CONCEPT GTに抜かれて4位となりましたが粘りの走りを続けたおかげで、その後再び3位に戻しました。

 1回目のピットインではピットクルーの迅速な作業でさらにタイムを取り戻すことに成功。バトンを受け継いだ松田は、燃料リストリクターで燃料流量を制限されることでパワーは抑えられるものの、燃費が良くなることを最大限に活かす走りでトップの#36 RC Fがピットインしている間に2位に浮上。68周目にクインタレッリに2位で#23 GT-Rを受け渡しました。クインタレッリは再びトップ車両のピットインの間に暫定首位に上り詰めてレースを折り返します。

 104周目に松田に交代し、1位の#36 RC Fがアウトラップでペースがあげられないうちに松田はオーバーテイクを試みましたが、進路をブロックされて逆転を拒まれてしまいます。路面も荒れてきており、無理な追い越しをかけると大きなリスクを負うことになるため、松田は2位キープ。最後にクインタレッリに交代し、無理なく2位でゴールしました。2戦連続で2位表彰台となった#23 GT-Rは、ドライバー選手権ポイント18を加算し、2位に4ポイント差のドライバー選手権ランキング首位となりました。

 予選4位の#46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)は本山がレースをスタートし、同6位からスタート直後に5位となった#12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)のオリベイラと序盤から4位争いを展開。スリリングなシーンは観客を魅了しましたが、14周目に#46 GT-Rが突然スロー走行したことで、決着がついてしまいました。#46 GT-Rはエンジン関係のトラブルにより、そのままリタイアとなります。

 #23 GT-Rと同様に燃料を絞られながらも速いペースで走れていた#12 GT-Rは、4位でレース中盤を迎えました。2度目のオリベイラのスティントだった76周目に#12 GT-Rは他車と接触し、相手のマシンがスピンしたため15秒ピットストップのペナルティを受けてしまいました。これでリズムが乱れてしまったのか、その後106周目に不調を訴えてピットイン。電気系不具合を修理したのち安田が再スタートしますが、アウトラップにコースアウトする場面も。その後ペースを取り戻し、トップから8周遅れの10位で完走。苦しみながらも選手権ポイントを追加し、ランキング3位に踏みとどまりました。

 予選10位から決勝レースをスタートした#24 D’station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム/佐々木大樹)は、二度タイヤがパンクする不運にあい、首位から5周遅れの9位でレースを終えました。

 GT300クラスでは、#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ルーカス・オルドネス)が予選5位からスタートし、オープニングラップで4位に上げて後半への期待が高まりましたが、星野一樹からバトンを受け継いだ第三ドライバーのウォルフガング・ライプがドライブ中の97周目にリアタイヤがバースト。ボディバネルにダメージを受けたため修理に約1時間がかかり、ポイント圏外の19位で完走するに留まりました。NISSAN GT-R NISMO GT3勢の最上位は、11位となった#30 IWASAKI apr GT-R(岩崎祐貴/影山正美/東徹次郎)でした。

NISMO監督 鈴木豊
「また優勝を逃してしまい残念です。しかし、最大目標であるシリーズトップを手にいれたことは収穫です。今回は燃料が絞られても戦えるクルマ作りを目指してきましたし、ドライバー達がよく粘ってくれました。次のタイではポイント数だけウェイトを積む(60ポイント=60kg)ことになりますので、次のレースで勝負をつけるぐらいの気持ちで臨みたいと思います。ファンの皆さんのご声援で今回もチームを後押ししていただきました。本当にありがとうございました」

#23ドライバー 松田次生
「今回は戦略的にスティントを減らすという、他チームとは異なる方法を獲ったのですが、正直言って、燃料もセープしなければならなかったので、ドライバーとしてはかなり厳しかったです。しかし、84kgというハンディウェイトのことを考えると、今回の結果は上出来だったと思います。表彰台獲得という結果も残せましたし、ポイントランキングでもトップになりました。次のタイでのレースでもきっちりとポイントを獲って、チャンピオン争いにつなげていきたいと思います」

#23ドライバー ロニー・クインタレッリ
「予選では絶対にポールポジションを獲るつもりだったのですが、残念ながら3番手からのスタートになりました。しかし、決勝レースを2位で終わることができて、チームのみんなには本当に感謝しています。次も表彰台獲得を目指します」

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